この記事の要点
・契約内容:2年総額24億円(年俸約12億円)、キューバメディアの記者が報道
・本人の言葉:「日本シリーズ優勝が夢。巨人でなら叶う」と意気込み
・実績:通算166セーブ、今季43セーブで外国人新記録
巨人の新守護神、ライデル・マルティネスが誕生へ
中日ドラゴンズを自由契約となったライデル・マルティネス投手(28)が、読売ジャイアンツと2年総額1600万ドル(約24億円)で契約を結んだとキューバメディア「ペロタ・キューバ」や全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が報じた。巨人の新たな守護神として期待が寄せられている。
ライデルは、2024年シーズン終了後に「日本人扱い」となる資格を得る可能性も高く、巨人にとっては戦力強化だけでなく、戦略的にも重要な契約となる。
ライデルの決意と巨人での展望
契約調印後の会見で、ライデルは次のように語った。
「ジャイアンツはセ・リーグで最も優れたチームの一つで、常にプレーオフに進出している。日本シリーズで優勝することが私の夢であり、それを実現できる最高の環境がここにある」さらに、「日本を代表するチームのクローザーに選ばれたことを誇りに思う」と語り、意気込みを見せた。
巨人が誇る先発投手陣との連携にも期待を寄せており、「必要な場面で全力を尽くしたい」とコメント。ファンやチーム関係者からの期待も高まる。
NPB最高額に迫る契約
ライデルの契約は、単純計算で年俸12億円に達し、NPB史上最高額となる可能性がある。キューバ代表としての活躍に加え、NPBでの圧倒的な成績が背景にある。中日では8年間にわたり抑えとして活躍し、2022年と2024年には最多セーブを獲得。特に2024年シーズンは、防御率1.09、43セーブという外国人記録を更新した。通算成績は303試合登板で14勝18敗166セーブ、防御率1.71と圧倒的な安定感を誇る。
MLBからも評価が高く、5年か6年で総額5000万~7000万ドル(約75億~105億円)の評価を受けており、最大105億円規模の契約を提示される可能性があったが、ライデル本人は日本での挑戦を選んだ。
中日との交渉、そして別れ
中日はライデルの残留に向け、4年総額40億円以上の条件を提示していたが、12月2日に保留選手名簿から外れ、自由契約が確定。その後、巨人が有力な移籍先として浮上し、最終的に契約が成立した。
ライデルは17年に中日に育成契約で入団し、翌年には支配下登録。以降、中日を代表する守護神として活躍し、ファンからも愛された選手だった。今季終了後には中日に「来季は東京の球団にお世話になる」と伝えた。
巨人の戦力強化とファンへの期待
巨人はNPBトップクラスの抑えを手に入れたことで、2024年シーズンのリーグ制覇、さらには悲願の日本一に向けたチームの可能性が広がる。
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