【陸上・競歩】池田向希に4年間の資格停止処分?ドーピング違反認定も本人は否定

■ 要点まとめ

AIU(アスリート・インテグリティー・ユニット)が池田向希のドーピング違反を認定
・2024年11月1日から4年間の資格停止処分が確定
・2023年6月20日以降の記録がすべて抹消、パリ五輪7位入賞も取り消し
・池田は「絶対にドーピングをしていない」と潔白を主張
・今後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を視野に対応を検討


目次

AIUが池田向希のドーピング違反を認定 資格停止4年の裁定

男子20km競歩の東京五輪銀メダリスト・池田向希(26=旭化成)に対し、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU)は2月14日、アンチ・ドーピング規則違反を認定し、2024年11月1日から4年間の資格停止処分を科すと発表した。これにより、2028年のロサンゼルス五輪への出場も事実上不可能となる。

AIUの発表によると、池田は2023年6月~8月の血液検査で「生体パスポート」の異常が検出され、同年11月1日に暫定的な資格停止処分を受けていた。生体パスポートとは、選手の血液データを長期的に分析し、ドーピングの兆候を検出するシステムだ。

池田側は潔白を訴え、処分取り消しを求めたものの、2024年2月に行われた審問の結果、AIUは血液ドーピングの疑いを認定し、正式に資格停止処分を科す裁定を下した


パリ五輪7位入賞などの記録が抹消へ

この裁定により、池田の2023年6月20日以降の成績がすべて抹消される。具体的には、以下の記録が無効となる。

  • 2023年8月 ブダペスト世界選手権(15位/1時間19分44秒)
  • 2024年2月 日本選手権20km競歩(1時間16分51秒/世界歴代3位の記録)
  • 2024年 パリ五輪7位入賞

なお、2021年の東京五輪銀メダル、2022年オレゴン世界選手権銀メダルの成績は取り消し対象には含まれない


池田向希「納得できない」 潔白を主張しCAS提訴も視野に

池田は所属の旭化成を通じて声明を発表し、次のように潔白を主張した。

「私は絶対にドーピングをしていませんので、今回の裁定は全く納得がいきません。あらぬ疑いをかけられ、全くもって理解し難い状況です」

さらに、今後の対応については、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を視野に入れている。2月下旬に正式な裁定書が届く予定で、その内容を精査した上で、対応を協議する見込みだ。


日本陸連・旭化成もコメント「裁定を重く受け止める」

日本陸連は今回の裁定について「クリーンで公正なスポーツを守る立場から、今回の裁定を重く受け止めております」とコメント。ドーピング撲滅への取り組みを強化する方針を示した。

一方、池田の所属先である旭化成は、**「医学的見地からも池田選手のアンチ・ドーピング規則違反はないと認識しており、今回の裁定は極めて遺憾」**と発表。今後、池田と協議を重ね、適切な対応を検討する構えを見せている。


まとめ

池田向希は、AIUから血液ドーピングによるアンチ・ドーピング規則違反を認定され、4年間の資格停止処分を受けた。これにより、2028年ロサンゼルス五輪出場は絶望的となった。

一方、池田自身は「絶対にドーピングはしていない」と主張し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を視野に入れている。今後の動向に注目が集まる。


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