皆さんこんにちは!岩手県盛岡市でサッカークラブ「盛岡ゼブラ」のサポーターをしている齊藤晃です。
いよいよ東北社会人サッカーリーグ1部も最終節。盛岡ゼブラはT1残留をかけて富士クラブ2003と花巻市の花巻スポーツキャンプ村で対戦しました。
対戦相手・富士クラブ2003について
さて、今回の対戦相手である富士クラブ2003は富士大学サッカー部の社会人登録チームですが、先の総理大臣杯サッカーで優勝した富士大学のメンバーの中にもこちらで活躍していた選手がいます。例として総理大臣杯決勝戦のメンバーを見ても、その試合で先制点を決めた白和勇心は昨年度富士クラブ2003チーム主将、DFの奥野睦生も昨年はT1後期上位リーグでコバルトーレ女川、ブランデュー弘前相手にゴールを決めました。
実は5月にいわぎんスタジアムで盛岡ゼブラのホームの試合がありました。この時はゼブラが1-2から残り5分で3失点を喫し、アディショナルタイムに一矢報いるも時すでに遅し…というやるせない敗戦でした。それだけにここでやり返したいところでしたが…
スタメン発表!
それでは、この試合のメンバーを発表しましょう。
富士クラブ2003 | 盛岡ゼブラ | |
乳井克樹 | GK | 熊谷蘭丸 |
高橋忠男 | DF | 上山愛史 |
中川朋哉 | 岡田祐政 | |
佐藤健美 | 谷村憲一 | |
蒲田陽向 | 大橋康史 | |
臼井拓海 | MF | 岡村 学 |
伊藤祐介 | 林 勇介 | |
伊藤柊里 | 岩舘貴紀 | |
高木一慧 | 薄井朋也 | |
小原希琉 | FW | 山澤正憲 |
嶋貫維音 | 小赤澤啓太 | |
和野 琉 | SUB | 齋藤 仁 |
永澤飛路夢 | ||
大森輝空 | ||
熊谷佳大 | ||
飯田隼人 | ||
長岡壱宗 | ||
高倉太朗 |
正直、最終戦で5月の試合のリベンジと言うことでゼブラがどういうメンバーで来るか期待もあったんです。しかし岡村コーチがスタメン、本職GK2人のツートップという有様…
対して富士クラブは3年生主体のメンバー。岩手県出身は前回もスタメン出場のDF蒲田陽向(盛岡商業高卒)とFW小原希琉(専大北上高卒)の二人です。5月はツートップでしたが、今回は蒲田は左サイドバックに入りました。また、ゼブラ戦にめっぽう強いFW嶋貫もいて気が抜けません。
雨にも負けず前半戦
キックオフ1時間前から降ってきた雨は徐々に強くなりました。そんな中、ゼブラのキックオフで試合が始まりました。が…
小原のパスを受けた嶋貫がシュート、1分に富士が先制しました。5月の試合も早い時間に富士が先制しましたが、今回も同じような形になりましたね。
その後も小原を軸に富士の攻勢が続きます。15分には嶋貫のパスから伊藤柊里のシュートで2点目。更にPKを得たもののゼブラGK熊谷が止めましたが、29分に高いプレスからDF佐藤健美がシュート。嶋貫にマークが行ったスキを突かれました。そしてダメ押しとなったのが38分の伊藤柊里の右サイドからミドルシュート。サイドから仕掛けた一撃でした。
ゼブラもパスをつないでワンチャンス伺いますが、パスミスでチャンスをふいにしました。そこはいかんともし難いですね。
ゼブラ最後の45分!後半戦は?
0-4と大差をつけられたゼブラ、後半巻き返しはなるでしょうか?
富士はDF蒲田を下げて永澤が入りました。この日はトップチームコーチの庄司英太郎さんが指揮を執りましたが、庄司さんも余裕で決断したのでしょうか?
後半も小原、嶋貫のツートップがシュートを放ちますが、決めることができません。そうなるとゼブラも1点取れる流れになるでしょうが、前線の小赤澤、山澤は富士の若さの前に動けませんでした。
59分、右からのドリブル突破から最後は伊藤祐介が決めて5点目。前半にPKを決められなかった選手ですが、ここで名誉挽回となったでしょう。
ですが、ゼブラもただやられてばかりではいられません。そしてその意地が1点につながります。70分、コーチ兼任44歳のMF岡村のパスがMF岩舘に通り、そのボールを渾身の力を込めてシュート!
これが決まってゼブラが一矢報いました。ちなみに岩舘選手は5月の試合で2点を決めた富士キラーです。
ですが、この喜びも束の間でした。3分後に富士は途中出場のFW高倉太朗からパスを受けたこれまた途中出場のDF熊谷がシュートを決めて6点目。最後はその熊谷のCKから佐藤がヘディングで決めました。
結局7-1で富士クラブ2003が完勝。ゼブラは1点は取ったものの成す術なくやられた大敗でした。
試合後…
試合終了後、写真のような光景がありましたが、選手全員での挨拶はありませんでした。正直せっかく応援に来てくれたサポーターに対し失礼ではないかと思います。シーズン最終戦と言うこともあり猶更そう思うのであります。
いずれにしても、今年の盛岡ゼブラはこの試合をもって終了しました。この1年間お疲れ様でした。
残留争いは終わらない?気になる釜石の情報は…
さて、ゼブラと残留争いを繰り広げる日本製鉄釜石も同じ時間に釜石でFCガンジュ岩手とホーム最終戦を戦いました。前半にガンジュが先制しましたが、釜石が後半に逆転して2-1で勝利。残留へ望みをつなぎましたが、最後の対戦相手はLA U.仙台(仙台大学の社会人登録クラブ)。6月に釜石で行われた試合ではベストメンバーで臨んだものの0-2で惜敗、アウェーではどうなるでしょうか?運命の一戦は11月5日11時に宮城県柴田町の仙台大学サッカー場でキックオフです。
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