みなさんこんにちは。東北社会人サッカーリーグ・盛岡ゼブラのサポーターをしている齊藤晃です。
去る7月10日、青森県弘前市の弘前運動公園で東北社会人サッカーリーグ1部第8節が行われました。我らが盛岡ゼブラは現在首位のブランデュー弘前と対戦、果たして結果やいかに?
盛岡ゼブラスタメン
この日の盛岡ゼブラ、なんとメンバーが揃わない事態になりました。特に前線は…
GK 橋野浩樹
DF 藤村健友 岡田祐政 佐々木航 國井絢斗
MF 鹿村祥平 林 勇介 岩舘貴紀 森川龍誠
FW 谷村憲一 山澤正憲
SUB 上山愛史 岡村 学
この13人でした。ゼブラのアウエー戦はこういうことがあるんですよね…
試合開始!どこまで耐えられるか…?
試合はブランデューのキックオフで始まりました。ブランデューはエース高橋佳を1トップとする4-3-2-1のフォーメーション、GKはかつてガンジュ岩手に在籍していた河野匠哉です。
立ち上がりからブランデューの攻勢が続き、ゼブラは防戦一方。しかし3分に左のFW宮阪淳也からパスを受けたDF笠原啓夢がエリアにボールを入れて高橋の先制ゴール!と思われましたが、これはオフサイドでした。その後はゼブラもブランデューの攻勢を跳ね返します。高橋には佐々木と岡田のプレスで対応しました。
14分、MF浅利航大の縦パスを高橋がダイレクトでターンし、それを受けたMF西田優太がまず先制点を挙げます。その3分後には宮阪が高いクロスを入れ、高橋が頭で合わせて追加点。17分で2-0とブランデューがリードしました。
その後はゼブラも谷村を中心に反撃に出ようとしますが、なかなかうまくいきません。逆に39分、FW平尾泰雅が抜け出しシュート!ここで転倒したのがPKになります。これを高橋がしっかり決めて3-0。さらにDF川﨑達也も43分にゴールを決めて4-0として前半を折り返しました。
後半戦…
迎えた後半戦、ゼブラはすでに前半(32分)に山澤に代わり上山を投入しているため、もう控えが選手兼任コーチの岡村だけという状況。果たしてここからどうなったのでしょうか?
後半立ち上がり、またしても宮阪のクロスに高橋が合わせました。これで高橋はハットトリック達成です。その後はゼブラもなんとかしのぎますが、61分に西田が抜け出したところを痛恨のPK献上!ここもまた高橋が決めてついに6-0となりました。
ブランデューはこの直後選手を一気に4人交代する余裕を見せます。こういう時こそゼブラは反撃のチャンスですが、真夏のような暑さで体力を消耗したのか、ワンプレーの精度が落ちた印象。そして最後の最後にブランデューにダメ押しを喫することになります。
まず86分、笠原の上げたクロスを浅利が頭で合わせます。それからアディショナルタイム、今度は笠原が途中出場のFW船川琢之介とのワンツーでゴールを決めました。さらに直後、また船川からこれも途中出場のMF小田切龍也がシュート。これが決まって9-0として試合を終えました。
本当に、上を目指すチームというのは本気が違いますね。それに対抗する力がゼブラには全く足りてませんでした。次週は盛岡でコバルトーレ女川を迎え撃ちますが、前日のJ2リーグ・いわてグルージャ盛岡対ベガルタ仙台戦はベガルタがいわぎんスタジアムを占拠しそうな状況のようで、その翌日ですからね…
東北リーグ、もう1試合ありました
この日は前座というわけではないですが、もう1試合ありました。ボゴーレD津軽FCが富士クラブ2003と対戦したのですが、これもすごい試合でした。
試合は立ち上がりボゴーレの選手兼任監督MF高谷清太郎が開始23秒で先制点を挙げ、その直後にもFW成田航大が追加点。3分で2-0とボゴーレがリードします。
富士クラブもFKをDF白和勇心がトリックプレー(最初にDF大森輝空がキックモーションを起こしますが、3度目くらいで白和が狙ってキック)で決めて1点を返したものの、前半終了間際の43分に再び高谷!上記写真のゴールが生まれ、3-1でボゴーレが前半2点リード。
後半は終了直前まで動きなく、このままボゴーレ逃げ切りと思われた89分、富士クラブはFW佐々木真之介がCKから頭で合わせてまず1点。そしてアディショナルタイムに入り再びCKから途中出場のMF小野寺誠空が押し込み同点に追いつき、3-3の引き分けで試合終了。ボゴーレは岩手県勢相手に1勝1敗3分けでファーストラウンドを終えました。
次節予告!
最後に第9節の宣伝をします。第9節は盛岡市のいわぎんスタジアムで11:00から盛岡ゼブラ対コバルトーレ女川、大宮クラブ対ブランデュー弘前の2試合同時開催です。繰り返しになりますが、J2リーグ・いわてグルージャ盛岡対ベガルタ仙台の試合翌日に東北の両雄が同じスタジアムに来るのですから、楽しみです。まぁ盛岡ゼブラが女川にどれだけフルボッコされるかというマゾな見方もありますが…
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