どうもお久しぶりです。
これを書いているのは11月半ば、全国地域サッカーチャンピオンズリーグの真っ最中です。また、先日Jリーグアワードも発表されましたし、このタイミングで齊藤晃が選ぶ東北リーグベストイレブンを発表したいと思います。
東北リーグには公式のベストイレブン表彰がない!
まずはなぜ一端のサッカーマニアがこんなことをやるのかについてお話しします。
実は東北社会人サッカーリーグにはベストイレブンの表彰がありません。要因はいろいろあると思いますが、それにより個人のモチベーションが上がらないとか、リーグの価値も上がらないと思います。現に他地域ではベストイレブンを発表してますしね。
参考までに2013年(グルージャ盛岡、ヴァンラーレ八戸の上位2チームが昇格した年)のベストイレブンについて書いた記事をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/akirasaitou/e/e24a86afaf085fdf6cb73c4c32c97708
東北社会人サッカーリーグ ベストイレブンの発表です!
GK 末次敦貴(コバルトーレ女川)
今年の上位2チーム、コバルトーレ女川とブランデュー弘前は共に16試合で5失点という成績。しかし弘前は正GK河野匠哉が16試合中14試合に対し、女川は末次が16試合フル出場を果たしています。
DF 酒井隆也(コバルトーレ女川)
コバルトーレ女川のセンターバックとして末次と共に活躍。また、試合前集合写真を撮影するときに声出し担当を任せられるなど、チームリーダー的な側面も評価しました。
DF 松山瑠偉(ブランデュー弘前)
若手選手代表ということで、青森山田高卒の彼を選出しました。右サイドでのスプリント、アーリークロスは相手チームには脅威ですね。
DF 増崎大虎(コバルトーレ女川)
女川からもう一人、3バックの一員として活躍した増崎選手です。主にサイドバックでした。
MF 黒田涼太(コバルトーレ女川)
やはりコバルトーレ女川と言えば彼を忘れてはいけません。女川スタジアムこけら落としでのゴールはメディアでも取り上げられましたし、話題賞をあげたいくらいです。
MF 船木省吾(コバルトーレ女川)
黒田選手と共に女川からMFでの選出は船木選手です。FWや左サイドバックでの起用もあったユーティリティープレーヤー、増崎選手との左サイドラインは盤石でした。
MF 浅利航大(ブランデュー弘前)
ブランデュー弘前からはこの人を。アシスト王で、リーグ唯一の2桁(10アシスト)をマークしました。
FW 野口龍也(コバルトーレ女川)
16試合28得点、これは文句ないでしょう。最終戦だけ控えに回りましたが、途中出場で皆勤賞達成です。コロナ禍で打ち切られた昨シーズンで8試合9得点、2019年は18試合12得点をマークしたストライカー、今年は大きく飛躍した一年になったことでしょう。
FW 福田拳龍(FC仙台University)
今年2強に割って入ったFC仙台。その原動力となったのがこの福田拳龍選手ではないでしょうか。後期のブランデュー弘前との一戦で1得点+1アシストで勝利に貢献というのもありますが、個人的には前期盛岡ゼブラ戦での2点が印象に残ります。その試合の模様は以下の記事をご覧ください。
FW 須藤栄二(FC仙台University)
FC仙台からもう一人。J2昇格を決めたいわきFCのユースから入ってきた彼は全16試合出場の皆勤賞。8得点7アシストの成績でチームに貢献しました。
FW 西田優太(ブランデュー弘前)
弘前からのFW選出は正直悩みました。エースストライカーの高橋佳を差し置いて彼を選んだ理由ですが、試合出場数が高橋選手が12試合に対し西田選手が14試合、そしてシュート決定率が高橋選手が.333に対し西田選手は.323なんですが、PKを除外すると西田選手(.303)が高橋選手(.282)を上回ります。2年目のまだまだ若手と言う選手、来期さらなる飛躍を願います。
選定結果のまとめ
そんなわけで、私の独断と偏見で東北社会人サッカーリーグ1部のベストイレブンを選んでみましたが、チームの内訳は
・コバルトーレ女川 6人
・ブランデュー弘前 3人
・FC仙台 2人
という結果になりました。ご覧になって「この選手はどうしたんですか?」「私だったらこの選手のほうがいい」というご意見ありましたら遠慮なく言ってください。
来年はこの2強+仙台大勢に岩手県勢がどこまで迫れるかが焦点になります。我らが盛岡ゼブラも危機感を持ってストーブリーグに臨まなければなりません。来年こそは岩手のチームからT1ベストイレブンが選定されるよう、がんばりましょう!
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