現地時間2月9日に行われた、第59回スーパーボウルは
フィラデルフィア・イーグルスが、40ー22でカンザスシティー・チーフスに大勝。
イーグルスが7年ぶり2回目のスーパーボウル勝利を挙げました。
試合の流れやメジャーな記録は他のメディアにお任せするとして、ここではレアな記録のことを。
MVPに選ばれたイーグルスのQBジェイレン・ハーツは
「2回目以降の出場でスーパーボウル初勝利をあげたQB」
となりました。
このところ、初出場でスーパーボウルに負けると、二度とスーパーボウルに戻ってこれなかったQBが多いように感じていました。
調べてみると、初出場で負けて、スーパーボウルに戻ってきたのは、1991年シーズンの第26回スーパーボウルのバッファロー・ビルズのジム・ケリーが最後でした。
今から33年前のシーズンのことです。
初出場で勝って、戻ってきた例はたくさんあります。
今回敗れたチーフスのQBパトリック・マホームズがそうで、これが5回目の出場になります。
初出場で負けて、スーパーボウルに戻ってきた例で、結局勝てないまま引退したのは、前述のケリーの他、フラン・ターケントンやクレイグ・モートンの例があります。
逆に勝ったのは、レン・ドーソン、ボブ・グリーシー、そして1997年シーズンの第32回スーパーボウルでのジョン・エルウェイの例があります。
ハーツはどちらの道を歩むだろう…
と言うのが今回のスーパーボウルで私が注目した点のひとつでした。
そんなマニアックなことを考えるのは私だけでなく、アメリカでもいくつかのメディアが触れていました。
そのうちのひとつを載せておきます。
と言う記事
ハーツはエルウェイに続いて、27年ぶりのレアな記録を達成しました。
ちなみに4人のうち、ドーソンを除いた、グリーシーとエルウェイは、翌シーズンもスーパーボウルに戻ってきて勝っています。
今回のイーグルスの強さを見ていると、来シーズンもスーパーボウルに戻ってきて勝つ力は十分にあると考えられます。
ハーツは2人に続くことできるでしょうか?
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