記事のポイント
・八村塁が今季最多タイ5本の3Pを含む23得点を記録
・レイカーズは第5戦でティンバーウルブズに96-103で敗戦
・2年連続の1回戦敗退、レブロン・ジェームズの去就にも注目集まる
八村の奮闘実らず、レイカーズ無念の1回戦敗退
NBAプレーオフ1回戦第5戦が現地4月30日、ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで行われた。西カンファレンス3位のロサンゼルス・レイカーズはティンバーウルブズと対戦し、96-103で敗戦。通算1勝4敗でプレーオフから姿を消した。
この日、八村塁は気迫のこもったプレーでチームを牽引した。試合開始から積極的に仕掛け、第1クォーター残り7分16秒にはゴベア越しに豪快な片手ダンクを決めて初得点。さらに自らのリバウンドからレイアップを沈めるなど、流れを呼び込むプレーを披露した。
第2クォーターでも3Pシュートを連続で沈め、試合を通じて合計5本の3Pシュートを成功させる活躍を見せた。
勝負所での失速が命取りに
レイカーズは第3クォーターに反撃を開始。レブロン・ジェームズの連続得点、そして八村の3Pやドンチッチとのアリウープダンクなどで一時逆転に成功した。だが、勝負の第4クォーターでは再び失速。フィールドゴールはわずか20本中6本と精度を欠き、僅差の勝負でティンバーウルブズに押し切られる形となった。
また、リバウンド争いでもウルブズに大きく劣勢。特にゴベアの27得点24リバウンドという圧倒的なパフォーマンスを止めることができず、セカンドチャンスから多くの失点を喫した。
八村は成長の跡を示す
敗戦にもかかわらず、八村塁の今季の成長ぶりは高く評価されている。今シーズンはレギュラーシーズン59試合出場中57試合で先発。プレーオフでも5試合すべてにスタメン出場し、平均14.8得点、3P成功率48.4%と安定した成績を残した。
第4戦、第5戦ではいずれも3Pを5本成功させ、20得点以上を記録。これはレイカーズのプレーオフ史上、オースティン・リーブスに次ぐ快挙であり、八村の存在感を示した形だ。
試合後、八村は「リバウンドをもっと取らなければならなかった」と振り返りつつも、来季へ向けて「まず体をケアし、次のシーズンに備えたい」と前向きな姿勢を見せた。
まとめ
惜しくも敗退となったレイカーズだが、八村塁はチームの中で確かな進化を示した。今後は来季に向けたリフレッシュと更なる飛躍を目指すことになる。一方で、40歳のレブロン・ジェームズの去就問題も含め、オフシーズンの動向に注目が集まる。
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