◇主なポイント
・NBA史上初となるシーズン途中でのオールNBA選手同士のトレードが正式発表。
・レイカーズはルカ・ドンチッチを獲得し、アンソニー・デイビスをマーベリックスへ放出。
・トレードの背景には、マブスのフロント陣によるドンチッチへの信頼低下とコンディション懸念。
・ファンの反応は賛否両論、特にマブスファンからは怒りの声が多く、抗議活動も発生。
・八村塁とドンチッチの黄金コンビ誕生か?新生レイカーズに期待。
レイカーズとマブスが電撃トレードを発表
NBA界を揺るがす歴史的トレードが成立した。ロサンゼルス・レイカーズとダラス・マーベリックスは、日本時間2月3日、ルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスを軸とした3チーム間トレードを正式発表した。
3チーム間トレードの詳細
レイカーズ獲得
- ルカ・ドンチッチ(ガード)
- マキシ・クレバー(フォワード/センター)
- マーキーフ・モリス(フォワード)
マーベリックス獲得
- アンソニー・デイビス(フォワード/センター)
- マックス・クリスティ(ガード)
- 2029年ドラフト1巡目指名権
ジャズ獲得
- ジェイレン・フッド=シフィーノ(ガード)
- 2025年ドラフト2巡目指名権(クリッパーズ経由)
- 2025年ドラフト2巡目指名権(マーベリックス)
NBAの歴史の中でも、シーズン途中でオールNBA選手同士が交換されるのは初のケースとなる。
ドンチッチ放出の背景…マブスの決断の理由
マーベリックスはなぜ若きスーパースターを手放したのか?
その背景には、ドンチッチのコンディション管理への不安と、球団の長期的なビジョンがあると報じられている。
1. コンディション管理の問題
ドンチッチは今季、怪我の影響もありわずか22試合の出場にとどまっている。
さらに、チーム内では食事管理やトレーニング態度への不満が噴出していたという。
元ウォリアーズGMのボブ・マイヤーズ氏も、「ドンチッチでは優勝できないと判断された」とコメント。
マーベリックスのフロントは、彼にスーパーマックス契約(約3億5000万ドル)を与えるべきか疑問視していたと伝えられている。
2. AD獲得による即戦力の強化
一方で、マーベリックスはアンソニー・デイビスを獲得し、今すぐに優勝を狙う体制を築こうとしている。
デイビスはケガが多いものの、健康であればリーグ屈指のディフェンダーであり、オフェンス面でも高い実力を誇る。
ファンの反応…マブスGMに殺害予告も?
ドンチッチの放出に、マーベリックスファンの間では怒りが爆発している。
SNSでは、「このチームをもう応援しない」「なぜ25歳のフランチャイズプレーヤーを手放した?」と批判が殺到。
さらに、マブスGMのニコ・ハリソン氏に殺害予告が届いたとの報道もあり、チームはセキュリティ強化を実施。
一方で、「長期的にはドンチッチにとっても良い決断だった」と肯定的な意見も出ている。
八村塁とドンチッチのコンビに期待
レイカーズでは、八村塁とドンチッチのコンビに期待が高まっている。
八村は直近の試合で今季最多の24得点をマークし、主力選手としての地位を確立しつつある。
米メディア「ファハラス」は、「八村の得点チャンスが増え、プレーの質が向上するだろう」と特集。
また、ドンチッチのパス能力により、八村のシュート機会が増えると分析している。
新生レイカーズのスターティングラインナップは、以下のようになると予想されている。
レイカーズのスタメン予想
ポジション | 選手名 |
---|---|
PG | ルカ・ドンチッチ |
SG | オースティン・リーブス |
SF | レブロン・ジェームズ |
PF | 八村塁 |
C | マーク・ウィリアムズ |
特に「レブロン&ドンチッチのデュオ」には注目が集まり、
米スポーツ専門局『ESPN』は、「ブロンチッチ」として史上最高のコンビになり得ると報道している。
まとめ
歴史的トレードによって、NBAの勢力図は大きく変わることになった。
- マーベリックスは即戦力のADを獲得し、優勝を狙う体制へ
- レイカーズは若きスーパースター・ドンチッチを迎え、未来を見据えたチーム作り
- 八村塁とドンチッチの相乗効果にも期待が集まる
ドンチッチのレイカーズデビュー戦は、日本時間2月11日のジャズ戦が有力視されている。
新天地での活躍が、今後のNBAの展開を大きく左右することは間違いない。
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