記事リード本文
巨人のエース菅野智之投手(35)が海外FA権を行使し、ア・リーグ東地区のボルティモア・オリオールズと契約合意したことが発表された。契約は単年1300万ドル(約20億円)と報じられ、菅野のメジャー挑戦がついに実現する形となった。
記事のポイント
・菅野智之がオリオールズと1年契約、年俸は20億円
・チームの先発ローテ3番手候補として期待
・NPB通算136勝の実績、今季は最多勝とMVP獲得
菅野智之がMLB挑戦を決断
海外FAでオリオールズ入り
巨人の菅野智之が16日(日本時間17日)、ボルティモア・オリオールズと1年1300万ドル(約20億円)の契約で合意したと米メディアが報じた。オリオールズ公式「X(旧Twitter)」も菅野の入団を歓迎し、日本語と英語で「ようこそ」と投稿。菅野にとって念願のメジャー移籍が現実のものとなった。
https://x.com/Orioles/status/1868816004354392514
エース格としての期待
オリオールズは今オフ、エースのC・バーンズがFAで退団する可能性が高く、先発陣の強化が急務だった。チーム最多勝のG・ロドリゲスに続く存在として菅野が期待されているが、オフの補強次第では3番手から4番手に位置する可能性もある。MLB公式サイトは「卓越したコントロールと多彩な球種を持つ」と菅野の投球術を高く評価している。
菅野智之のメジャー挑戦の背景
NPBの実績と今季の活躍
菅野は巨人のエースとして長年チームを牽引し、NPB通算136勝をマーク。今季は15勝3敗、防御率1.67と圧巻の成績を残し、最多勝とMVPに輝いた。4年ぶりのセ・リーグ優勝に貢献し、その勢いを保ったまま海を渡ることになった。
2020年の無念を晴らす決意
菅野は2020年オフにもポスティングシステムでメジャー移籍を目指していたが、コロナ禍の影響で契約がまとまらず、巨人に残留。その際の悔しさもあり、35歳となった今シーズン終了後、海外FA権を行使する決意に至った。「2020年の後悔はずっとあった」と明かし、早期に米国へ渡航して準備を進めていた。
オリオールズの補強戦略
若手中心の躍進チーム
オリオールズは近年、若手有望選手の台頭により成績を急上昇させ、2023年は地区2位でプレーオフに進出。しかし、先発投手陣には不安が残り、菅野の加入が大きな補強となる。野手陣には捕手のA・ラッチマンや遊撃手のG・ヘンダーソンといった若手スターが揃い、チームは1983年以来のワールドシリーズ制覇を視野に入れている。
先発投手不足のメジャー市場
現在、メジャー全体で先発投手不足が深刻化しており、ベテランや中堅クラスの投手にも高額契約が相次ぐ状況だ。菅野もその流れに乗り、単年ながら20億円の契約を勝ち取った。米メディアも「オリオールズに経験値と厚みをもたらす」と評価し、先発ローテーションの柱としての活躍を期待している。
まとめ
菅野智之がオリオールズと1年20億円の契約を結び、メジャーリーグへの挑戦が決定した。長年の夢を実現させた菅野が、ア・リーグ東地区の強豪でどのような活躍を見せるのか注目だ。先発不足に悩むオリオールズにとって、菅野の加入は大きな意味を持つ補強となった。
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