記事のポイント
・偏差値71の進学校・桐朋の森井翔太郎(18歳)が、米メジャーリーグのアスレチックスと契約金約2億4000万円でマイナー契約を結ぶことが決定
・投手として最速153キロを誇り、高校通算45本塁打を放つ「二刀流」の森井は、米9球団が争奪戦を繰り広げる注目選手だった
・森井は日本のNPB球団からの指名を辞退し、メジャー挑戦を選択。高校卒業後すぐに渡米し、大リーガーを目指す新たなモデルケースに
メジャー挑戦を決断した背景と契約内容
東京都の桐朋高校に在籍する森井翔太郎内野手が、米メジャーリーグ・アスレチックスとのマイナー契約を結ぶことが14日に判明した。米球界関係者によれば、契約金は150万ドル(約2億4000万円)に上る見込み。森井は、高校通算45本塁打、投手として最速153キロを計測する二刀流の逸材だ。
進学校出身ながらも小学校1年生から野球を始めた森井は、プロ野球選手への夢を抱きながら練習を積み重ねた。昨年の夏には、西東京大会初戦で日米14球団42人のスカウトが森井を視察。投打にわたるポテンシャルの高さを評価されていた。
これまで多くの選択肢を検討していた森井は、昨年9月に渡米し、米大学やメジャー施設を視察。その経験がメジャー挑戦を決意させたとみられる。また、ドラフト前にはNPB12球団に対し、米国挑戦の意志を表明した文書を送付していた。
アスレチックスを選んだ理由
アスレチックスは、映画「マネー・ボール」で知られる古豪球団であり、若手選手を積極的に起用するチームとしても有名だ。2028年にはラスベガスへ本拠地を移転する予定で、森井にとっては「3年以内のメジャー昇格」が現実的な目標となる。
森井は、「メジャーで活躍するために、最も可能性が高い選択をした」と語り、プロ野球を経由せずに直接メジャー挑戦を目指す日本人選手として、パイオニア的存在になることが期待されている。
新たな「二刀流」の成功モデルを目指す
森井は大谷翔平に憧れを抱く一方で、自身の強みについても言及。「大谷選手とは違い、最初から米国にいることが自分の強み」と述べ、NPBを経ずに直接メジャーを目指す姿勢を貫いている。
これまで日本のアマチュア選手がメジャー挑戦する際は、契約金が1億円前後にとどまるケースが多かった。しかし、森井の契約金が2億4000万円を超えることは、日本の高校生がメジャー球団と契約する新たな成功モデルとなりうる。
森井翔太郎が切り開く未来の可能性
森井の決断は、今後の日本球界にも大きな影響を与えるだろう。これまでNPBを経由しない直接メジャー挑戦の成功例は少なく、森井が先駆者となることで、今後同様の選手が増える可能性がある。
SNSでも「直接メジャーの方が稼げる時代が来た」「活躍次第で新たなモデルケースになる」と注目を集めている。森井の挑戦が成功すれば、日本のアマチュア選手が新たな道を切り開く先駆けとなるだろう。
まとめ
森井翔太郎は、偏差値71の進学校に通いながら、野球でも「二刀流」として活躍し、夢のメジャーリーガーに挑戦することを決断した。契約金はNPBドラフト1位選手の上限を超える約2億4000万円。アスレチックスで新たな挑戦をスタートさせた森井が、どのような未来を切り開いていくのか、今後も目が離せない。
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