【MLB】ドジャース山本由伸、ポストシーズンで歴史的完投勝利!!

・山本由伸がメジャー初完投、9回3安打1失点の快投でドジャース2連勝に貢献
・日本人初のポストシーズン完投勝利を達成、PS通算4勝で歴代3位タイに浮上
・初回に先頭打者弾を許すも、以降は無失点。6回以降は走者を一切出さず支配
・前回登板の雪辱、7月に同球場でKOされた相手にリベンジ
・大谷翔平は20打席ぶり安打で追加点を演出。ドジャースは2年連続WSへ前進

目次

日本人初のPS完投勝利

初球被弾のあと圧巻の投球内容

ドジャースの山本由伸投手が、10月14日(日本時間15日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で、ブルワーズ相手に9回を投げ抜き、3安打1失点7奪三振と圧巻の投球を披露。日本人としては史上初となるポストシーズンでの完投勝利を成し遂げた。初回にいきなり先頭打者に本塁打を浴びる厳しい立ち上がりだったが、その後は圧倒的な制球力と多彩な変化球で相手打線を完全に封じた。
5回にはスピードダウンしたスプリットで違和感を見せたものの、異常はなく続投。ロバーツ監督は8回終了時点で97球だったにもかかわらず、9回のマウンドも託し、山本は111球で試合を締めた。

7月の雪辱を果たす

同球場・アメリカンファミリーフィールドで7月に登板した際は、わずか2/3回で4安打5失点と屈辱のKOを喫していた山本。しかし今回は、まったく異なる投球内容でリベンジ。ブルワーズの積極策に対し、内角へのスプリットとカッター、外角低めのカーブを織り交ぜ、的を絞らせなかった。
打者32人に対しストライク率は73%、初球ストライク率も約70%と、全体を通して狙い通りのピッチングを貫いた。8回からは3イニング連続で3者凡退。完璧な締めくくりだった。

ドジャース、WS進出へ前進

エース格の証明と信頼

山本の快投により、ドジャースは敵地で2連勝を飾り、4勝先取のシリーズで大きくリード。ロバーツ監督は「最も信頼できる男。9回も上げることに迷いはなかった」と最大限の賛辞を送った。チームメイトのマンシーやカーショーも「彼は別次元」「ヨシのフォームは教科書」と称賛。
ポストシーズンでの完投は、ドジャースとしては2004年のホセ・リマ以来21年ぶり。メジャー全体でも、2017年のバーランダー以来の大記録となった。

データが後押しするWS進出

過去のデータによれば、ポストシーズンで2勝0敗とリードしたチームがシリーズを突破する確率は83.8%。さらに3連勝を決めた場合、その確率は97.6%に跳ね上がる。次戦の第3戦は、ホームでタイラー・グラスノーが先発予定。山本、スネル、グラスノー、大谷の先発ローテーションは、今のMLBで最も強力と評価されている。

まとめ

山本由伸が日本選手初となるポストシーズン完投勝利を挙げ、ドジャースは2年連続のワールドシリーズ進出に大きく前進した。7月に屈辱を味わった同球場で、圧巻のリベンジ劇。今季のエースとしての地位を確立し、チームの信頼を完全に勝ち取った山本。第3戦以降の展開次第では、ワールドシリーズでも再び彼の快投が見られるかもしれない。

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