【WBC】1試合7打点に、最年少でのホームラン… これらの記録は今大会で破られる!?

2006年から始まったワールド・ベースボール・クラシックを通して、いくつもの興味深い記録が達成され、驚くべきような数字が挙げられてきた。そして日本時間8日に第5回目の大会が迫る中、これから紹介していく7つの記録、パフォーマンスと同様のものを収める事は不可能ではなくとも難しいこととなるだろう。

目次

1試合、7打点 ケン・グリフィージュニア (USA)

初の開催となったWBCで、アメリカ代表でプレーしたグリフィーは2006年3月10日の対南アフリカ戦で1試合7打点を叩き出した。それ以来、グリフィーが打ち立てた7打点を1試合に達成した選手はまだ誰もいない。ただ2009年にはエイドリアン・ゴンザレスがこの記録に迫る1試合6打点を挙げた。MLB通算2671試合に出場し殿堂入りも果たしたキャリアにおいて、グリフィーがMLBで1試合に7打点以上の活躍を示したのはたった一度きりでレッズ時代の2000年7月8日に8打点を稼いだ。しかし、グリフィーはWBCでのわずか6試合でこの記録を作り上げた。

1試合、10奪三振 ウバルド・ヒメネス

MLBや色々な世界のプロ野球リーグを見渡しても、1試合に10三振を奪うパフォーマンスは珍しいものではない。とはいえWBCでは球数制限がある為、先発投手が多くイニングを投げられないことから話が変わってくる。しかしながら、ヒメネスは2009年の第2回のオランダ戦でわずか4イニングで10三振を積み上げた。2013年には、現ツインズに在籍する前田健太があと1つ届かない9奪三振がヒメネスの記録に一番近い成績となっている。そのため、ヒメネスはWBCで唯一1試合で10奪三振をマークした投手として君臨している。

複数の大会での、1試合4安打 ジャスティン・モーノー

2大会でWBCに出場するだけでも大きなチャレンジとなるだろう。そう考えれば、見出しであるように複数のWBCの大会で1試合4ヒットを達成する事は素晴らしいに尽きる。だが、2009年、13年にカナダ代表で出場したモーノーが発揮したものはまさにこのことだ。2009年大会で、モーノーはイタリア戦に5打数4安打、2013年は対メキシコ相手に大差の試合であったが、同じ打席数で同様のヒット数を記録した。

1つの大会で、7セーブ フェルナンド・ロドニー

はっきり言えば、この成績は通算でのものではない。ドミニカ代表であったロドニーは2013年のWBCで8つのセーブ機会で7セーブをマーク。しかも7回1/3を投げて被安打はわずか1本しか許さなかった。このロドニーのパフォーマンスは大会8試合無敗でチャンピオンとなったドミニカ優勝の大きな要因だった。

最年少ホームラン ジョナサン・スコープ

WBCという舞台でホームランを放つというのは難しいことだ。しかも21歳という年齢ではもっと大変だろう。2013年にその年の9月にオリオールズでメジャーデビューを果たす前、スコープはオランダ代表として21歳141日でホームランをスタンドに叩き込み、2006年大会で当時21歳219日で達成した西岡剛の記録を超えた。今大会では、少数の選手にスコープの最年少ホームラン記録を塗り替えられるチャンスがありイギリス代表で、マリナーズのトッププロスペクトである捕手のハリー・フォードはその一人となる。

5つの大会で、監督として指揮を執る。アーニー・ウィット

カナダ代表を率いるウィットは、2023年今大会でこの数字を作り上げる事となるだろう。とはいえ5大会で指揮を執るのは、どのようにすれば可能なのか? それには健康と安定感などが挙げられるかもしれない。
この職でウィットはジェイソン・ベイ(2006年)、モーノー(06年、09年、13年)、マット・スティアーズ(09年)、ジョーイ・ボット(09年、13年)、ラッセル・マーティン(09年)、フレディー・フリーマン(17年、23年)、ライアン・デンプスター(17年)などののそうそうたる顔ぶれを指揮してきた。

1チーム、3組の兄弟 オランダ代表

正式には、まだこの記録は作られていない。だが今大会オランダには3組の兄弟が所属おり、今までこのようなことは起こらなかった。その詳細は、ジュリクソンとジュレミのプロファー兄弟、ジョナサン、シャロンのスコープ兄弟、ジョシュとリッチーのパラシオス兄弟となっている。またこの6人は全員野手であり、同じ打順に3組の兄弟が並ぶことが見れる可能性はあるのだろうか?そのことは、すぐに現実となって現れるだろう。

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Amazing World Baseball Classic records (mlb.com)

本記事は、URL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。記事中には掲載していない記録もあるので読める方はこちらでもお楽しみください。
引用元:masalladelbeisbol.com

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