【MLB】肘の再建手術で全休のデグロムを失ったレンジャーズのトレードターゲットは誰か?

サイヤング賞を2度受賞し、今オフのレンジャーズの大補強で目玉であったジェイコブ・デグロムが、肘の再建手術で今シーズンさらには来シーズンの大半を棒に振る事が発表された直後、テキサス・レンジャーズGMクリス・ヤングは、チームのエースと見込まれたピッチャーを失うことをまだ整理している状況だった。

そしてまたヤングが、デグロムの手術に関して口にするのを準備が出来ていなかったことは、チームが先発投手陣を補強する為のトレードを要することを意味しているのかもしれない。
しかし、何がどうであれGMのヤングは記者のたくさんの質問をうまく進めていった。

「我々フロント陣の仕事は、可能な限りこのチームを良くする方法を探し続ける事であり、それが私がそうするために取り組んでいる事だ」ヤングは、現地火曜日に本拠地グローブライフフィールドでレンジャーズがカーディナルス相手に6対4で勝利する試合前、そうコメントした。
しかしながら、今と7月の終わりまでの間、デグロムを失ったレンジャーズはトレードを模索するのだろうか?
ヤングはその試合前の会見でそのことに関して口を開ける事はなく、これから尋ねられてもその質問に手を伸ばすことはおそらくないだろう。

とはいえ、もしレンジャーズがチームの外部を見渡した時、どこのチームの誰が先発ピッチャーでのトレード候補となるのだろうか?
一例として、CBSスポーツは最近の記事内でトレード期限までにトレードされる可能性がある20人の候補選手を挙げており、先発投手のトレード候補については、シカゴ・ホワイトソックスのルーカス・ジオリト、ディラン・シース、以前レンジャーズに在籍経験があるランス・リンの3投手に加え、クリーブランド・ガーディアンズでサイヤング賞受賞歴もあるシェーン・ビーバー、サンフランシスコ・ジャイアンツのアレックス・カッブ、現在は故障者リスト入りしているデトロイト・タイガースのエデュアルド・ロドリゲスらの名前が入った。

しかし、一方でヤングは現在のレンジャーズの先発投手陣に自信を示しており、その信頼度は数字に表れている。シーズン59試合の時点でネイサン・イバルディ、マーティン・ペレス、ダン・ダニング、ジョン・グレイ、アンドリュー・ヒーニーの5投手はアメリカンリーグ1位の勝利数28を記録。それに加え、9イニングあたりのホームラン数(1位、0.90)、勝率(2位、.757)、イニングあたりの投球数(2位、15.4)、ゴロアウトの併殺打数(2位、33)、WHIP(2位、1.13)、被打率(3位、.232)、被OPS(3位、.662)でもそれぞれリーグ上位に占めるハイパフォーマンスを発揮している。

またデグロムがケガで欠場する前まで6先発登板をした一方で、先月にはコディー・ブラッドフォードが2度スポット先発でメジャーのマウンドに上がっており、現在AAAラウンドロックにいるブラッドフォードも、MLBへ昇格させる際に確実にオプションとなるだろう。
また、現地8月1日までのトレード期限でレンジャーズは、トレードでリリーフの補強を探す道があるかもしれないが、デグロムが今シーズン全休が確実の為、ヤングをはじめとするチームのフロントは先発投手の市場も再検討するに値するはずだろう。
結局のところ、レンジャーズの先発ローテーションは今現在安定しているが、デグロムが示したようにケガは起こってしまう。そのことを踏まえれば、チームは”備え”を行う必要がある事だろう。

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本記事は、URL元の記事を元に翻訳、要約したものです。
引用元:www.texasmonthly.com

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