フィラデルフィア・フィリーズのアンドリュー・ペインターは、アメリカの公道19号線へ飛んだ打球に振り向いた。そして身をかがめ顔には笑顔が浮かんでいた。その打球を打った張本人で昨シーズン46ホームランでナ・リーグのホームランキングであるカイル・シュワーバーは一塁線へ走り、「くそったれ!ペインター」とシュワーバーはやや笑いながらそう大声を出した。その反応に、ペインターは笑うしかなかった。
プロスペクトランキングで全体6位の評価を受け、フィリーズの開幕時の先発5番手候補としてスプリングトレーニングを迎えている19歳のペインターが、シュワーバーに加え、ブランドン・マーシュ、ジョン・ヒックスに対して投じた、現地水曜日に行われたライブBPは注目のものだった。
「It’s the Painter Show!」ライブBPが始まる前、対戦するうちの一人だったマーシュはそう声を上げたそうだ。「この選手は良いのかい?みんながここにいるのはそれが理由?」一塁手のリース・ホスキンスは、チームのトッププロスペクトを観ようと集まった通常より多い観衆へそう尋ねた。
現地3月3日のレッドソックス戦で登板が予定されているペインターは、シュワーバーに対し最初の顔合わせで99マイルに達するフォーシームで三振に取り、2打席目カーブを投じたがそのボールをシュワーバーは叩いた。「僕は今、彼が戦いに勝ったと思っている」ペインターは笑みを浮かべそう取材に対し答えている。
だが、シュワーバーはペインターと対峙した中で凄まじい印象を持って、フィリーズのスプリングトレーニングの球場ベイケア・ボールパークのクラブハウスへと戻った。
「彼の球種には驚かされた」シュワーバーはそうコメントした。またマーシュも「すべてが110マイルであったような感じだった。ペインターは良い友人と確実になるだろう」と答えている。
またペインターとこのライブBPでマスクを被ったギャレット・スタッブスでさえもこうコメントしている。「彼のすべての球種は、大リーグのレベルのものだった。はっきりと言えば、これはバックフィールドでのライブBPを行った1日のみだ。だから、期間以外にも何か言うようなものがある。だけど、取り分けキャンプの早い時期で、直接目にしたのも同然であると僕は思う。彼はもう少し良くボールをコマンドできたという感じがあるかもしれない。だけど、球種に関しては、エレクトリックだった」
もちろん、ペインターに関しては球種だけではなく、キャンプでのその姿勢も評価が高く、皆ペインターが19歳の青年ではないと感じているようだ。
「彼は、俺が打席に入って、またそれから打席に入って彼が一転を見添えて、打球が飛んで行っても笑顔だった。素晴らしい。俺が19歳の時、自分は大学に行っていた。大学に行っていたとき、そのように自分が落ち着き払っていたとは思わない。彼は、フィールドに出て、みんなに知らしめる事を確実にしていた。さらに彼はもっとうまくなりたがっているし、ボールのシェープや、打席から見てどのようだったか、良い質問をしてきた。本当に素晴らしい。だけどまたキャンプで、どれほど彼自身が自分を扱っている事もだ」シュワーバーはまたそう口にしている。
それだけでなく、選手たちの間でもキャンプでペインターに、安心を確実なものとするよう心がけており、主軸の投手であるザック・ウィーラーはスプリングトレーニングのクラブハウスのロッカーでペインターと隣になるよう志願していた。
今、そのことはフレンドリーな話、冗談で続いていた。再びシュワーバーはこう口にしている。「昨日彼に対してジョークを言ったよ。来いよ。俺たちはここで何をしているか?ライブBPでアーロン・ノラが投げていたた。君は何をしているんだ? 俺は彼に厳しい時を与えた。彼はチャンピオンのように対処していた。今日も彼と、ちょっとしたバカみたいな事を話していたよ」
ペインター曰く、その話は「彼は僕に対して、どれだけ、準備万端とするのに寝ているんだ?と言ってきた」そうだ。
「それから、彼は俺の最初の打席で俺を殺してきた」シュワーバーはそう述べる。
だが、次の打席でペインターがカーブを投じた時、こうペインターは感じた。「自分の手から出てきたとき、”なんてこった”と思った」と。
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