MLB機構は、来年のアワード受賞者に送るトロフィーを作る人たちを厳重に監督する必要があるかもしれない。
現地時間土曜日、ニューヨークで全米野球記者協会のディナーが開かれ、MVPや新人王などの主要なアワードのトロフィーが受賞選手たちの手元へと渡った。
しかしながら、この華やかなイベントはサイヤング賞を受賞したジャスティン・バーランダーとサンディ・アルカンタラに渡されたエラーだらけのプラークのせいで、イベント自体の存在を陰で暗くするものとなってしまった。ただその詳細はそう込み入ったものでなくバーランダー、アルカンタラ双方に渡ったサイヤング賞プラークが、”Most Valuble Pitcher”とスペルミス(valubleのスペルは正しくはvaluable)され、またプラークに掘られていた中に初代受賞者のドン・ニューカムと1956年と共に間違った名前、年が刻まれておりあたかもコピー品を送ったのかと思わせるものだった。
しばらくの間、サイヤング賞のプラークは”Most Valuable”といった表記ではなく近年のシーズンでは、”The Outstanding (American もしくは National) League Pitcher”と刻まれており、突然のこのような変更は継続的にこれからも続いていくのか、行き当たりばったりの代用物でのなのかは明らかではない。しかしCBSスポーツの記事では、”Most Valuable~”と変わる前におととしのシーズンまでが”Outstanding~”であったためプラークの言い回しの変更による間違いの可能性が高いと評している。
アメリカンリーグで受賞したバーランダーは通算3度目のサイヤング賞受賞で、現役選手の中で3度以上サイヤングを受賞しているのは他にメッツで今季から再び同僚になるマックス・シャーザー、WBCアメリカ代表入りを明言しているドジャースのクレイトン・カーショウのみとなっている。一方ナショナルリーグでの受賞となったアルカンタラはこれがキャリア初の受賞で、ナショナルリーグは2020年のトレバー・バウアー、21年のコービン・バーンズと続くように3年連続で異なる投手が初受賞となっている。
またサイヤング賞では”valuble”というスペルミスがあったがアーロン・ジャッジ、ポール・ゴールドシュミットに手渡されたMVPのトロフィーは正しい”valuable”のスペルとなっていた。
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