【MLB】ブレーブス・アクーニャは現時点でのMVP候補も、1試合2HRのマーフィー捕手にも注目!

日本時間の2日のダブルヘッダー1試合目での対メッツ戦、サイクルヒット達成まで三塁打1本を残して惜しくも逃すことになる試合前まで、MLB全体1位の1.6fWARを挙げていたアトランタ・ブレーブス、ロナルド・アクーニャJr.が今シーズンまだ早い時期でMVP候補だと言えるのは確かだろう。そして、2試合では不幸にもその試合の3球目で肩にデッドボールを受けフィールドを去らざるを得なかったが、1試合目で前述の通りサイクルヒットとはならずも推定飛距離448フィートのホームランを3階席に運ぶパフォーマンスを敵地ニューヨークのシティーフィールドで見せつけた。

だが、現地8日にトラビス・ダーノウがキャリア4度目の脳震盪を起こして以来、チームのキャッチャーとしてあらゆる仕事をこなしアクーニャと同じく1試合目で2ホームランをスタンドに、続く2試合目も2本のヒットを放っているショーン・マーフィーの長打力の向上がこのまま続くようであれば、ブレーブスにはMVP候補が一人だけとはならないかもしれない。
そして守備型の捕手であるとマーフィーが証明し続けるのと合わせ、12月にアスレチックスからブレーブスにトレードされてから、打撃面でも期待を超えている活躍となっている。

「彼は素晴らしい選手で、素晴らしいヤツであり、優れたチームメートだ。どんな容量でも、彼からこれ以上求める物はない。彼が自分たちのチームにいる事はとてもうれしい」と先発投手のスペンサー・ストライダーが語るように、マーフィーに関しての賞賛がダブルヘッダーを終えたクラブハウス内でも相次いだ。

また「彼がいつでも打席に立てば脅威だ」と監督のブライアン・スニッカーが言うように現地月曜日までで、マーフィーのfWAR1.2はMLB全体では9位にランクイン。さらに最も驚くべき事はWRC+が159と7位に位置していた事だった。

また一方でトレード前まで所属していたアスレチックスの本拠地で投手有利であったオークランド・コロシアムから離れたため、何人かは今シーズン、マーフィーの長打が増えるのではないかといった予想があったのは確かだが、21年に17本、昨年はキャリアハイの18本の捕手が現地5月1日の終わりまでで8ホームランを放つなど予測した人は少ないだろう。
それに加え、パワーのポテンシャルがマーフィーにはある事は明らかであるものの、シーズン一か月足らずでアスレチックス時代もチームメートであったマット・オルソンに並ぶチーム最多ホームランを予測していた人も多くはない事だろう。

そして、マーフィーをブレーブスへと移籍させることになった3チーム間のトレードで、前年にオールスターに選出されたウィリアム・コントレラスがブリュワーズに放出されたことに対して怒りをあらわにした声も上がったが、開幕時20打数3安打の結果に終わって以降、65打数21安打、6二塁打、8ホームランの成績でそれらの声を沈める結果ともなった。またこのダブルヘッダー後、マーフィーのOPSは1.060となりMLBのキャッチャー全体では一位となった。その結果から、ブレーブスファンの人たちは、チームがマーフィーを獲得するのにブリュワーズの最初の22試合でOPS.779、1ホームランを残しているコントレラスを犠牲にしなければならなかったという事実を受け入れるのは確かかもしれない。

「自分がいつもやってきた同じことを実行している。いつも同じ状態であるよう安定することを努力している。漸進的な向上が、示されていくだろう事を望んでいる」マーフィーは試合後に記者陣に対しそうコメントした。

またニューヨークの遠征でブレーブスは現地金曜は雨により5回コールド勝ちし、土曜、日曜は雨天順延となったが、ブレーブスにとって休みは問題とならず、2試合目は惜しくも9対8で落としたが1試合では最初の2イニングで6得点を挙げた。この結果メッツとの3連戦でチームは2勝を挙げ、19勝10敗とし2003年シーズン以来の開幕29試合での19勝となった。

https://www.mlb.com/braves/news/sean-murphy-has-six-rbis-two-homers-in-braves-game-1-win

この記事は、URL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:ESPN.com


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