現地火曜日のヤンキースタジアムでの対ヤンキース戦、ニューヨーク西イスリップに生まれたロサンゼルス・エンゼルスの捕手ローガン・オホッピーにとっては、”凱旋試合”であり、また今から5年前にこの球場においての自らの行動が拡散されたあるエピソードをよく覚えている。
その出来事があったのはオホッピーが生まれ育った西イスリップの高校2年生だった時、運転免許証を取ってからいつもそうだったようにオホッピーは45マイルかけてドライブし、ファンであったヤンキースがオリオールズと対戦した2018年4月6日の試合を観に来ていた。
そしてその試合の2人目のバッターだったマニー・マチャドがヤンキースの先発投手CC・サバシアの浮いた変化球をレフトスタンドの2階席へ運んだ直後だった。その当時ヤンキースのグッズを身に着けていたオホッピーはマチャドが放ったホームランボールを左手でキャッチ。その後、近くにいた友達とハイタッチのあと、なんと内野のフィールドへ捕球したボールを放り投げた。
その2か月後フィラデルフィア・フィリーズに指名されたオホッピーは、木曜のヤンキース戦の試合前そのことについて記者陣に尋ねられた。「僕はその当時17歳でドラフトされる2か月前だった。僕はその後の試合で電話が鳴りっぱなしで試合が見れなかった。だから今夜、自分の携帯がひっきりなしになる時の良い練習だった」オホッピーはMLB公式のレット・ボリンジャーを含めた記者陣を前に笑みを浮かべそう語った。
また前述のエピソードであるように高校2年生の時を含めヤンキースファンとしてヤンキース戦を数えきれないほど観戦に行ったそうで、お気に入りの選手はデレク・ジーターで今も自身のお気に入りであるとオホッピーはコメントしている。
そしてまた高校のショーケース、フィリーズ時代の2020年にエキシビジョンゲームでヤンキースタジアムのグラウンドに立つチャンスがあり、エキシビジョンではあわやホームランの打球も放っていた。ただ今週のヤンキースとの連戦のように両親や友達が球場を訪れられることは、不幸なことにその当時のパンデミックが影響して無観客であった。
そのため今回はオホッピーや彼の家族にとってはさらに特別な事であった。オホッピー自身はこう語っている。「とても信じられない。とてもクールな出来事だった。僕たちはアーリーワークがあったから、僕は個人でホームベースに行って数秒間体に吸収していた」
また一方で9番捕手で先発出場したその試合は、大谷翔平の2ランホームランを含む5得点でヤンキースに5対2で初戦に勝利。昨日から続いて2連勝とし貯金を1にした。ただ5年前はヤンキースファンだったオホッピーだが、今は球界の盟主にぞっこんしているわけではなく、「もうファンではない」と繰り返し記者陣の前で口にした。その理由は昨夏にブランドン・マーシュとの交換トレードでフィリーズからエンゼルスへ移ったオホッピーの口から言わせれば「フィリーズの選手だった時、たくさん倒されてきた」だからとのことだった。
本記事は、URL元の記事を元に翻訳、要約したものです。
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