昨年のロサンゼルス・エンゼルスの中で明るかった話題の一つは、外野手テイラー・ウォードの台頭だろう。
ウォードはブレークを果たすまで、MLBのレベルで自身のポテンシャルを示す場が多くなかったが、2022年シーズンに135試合で打率.281 出塁率.360、OPS.833、22ホームランの成績を残した。
これだけでも素晴らしいものであるが、現地5月20日に打球を追って右肩の神経を痛めたように、今シーズンケガがなく1年を過ごせば、より良いパフォーマンスが期待できるかもしれない。
昨年ウォードのブレークイヤーとなった中で、一番の大きな要因は大学時代のチームメートでアストロズ傘下のマイナーで数シーズンプレーしていたトレント・ウッドワードとオフに取り組んだトレーニングで、ウォードはウッドワードと取り組む中で、スイングやバッティングにおいての考えを一新した。またウォードの活躍に加え、今オフエンゼルスが契約したブレット・フィリップスもウッドワードとトレーニングをしていた事も手伝って、エンゼルスのミナシアンGMを含めたフロント陣はウッドワードをチームに雇う決定を下した。
ウッドワードを雇ったことは、ウォードがブレークしたことが唯一の要因ではないものの、このプロセスにおいて機能を果たしたことは明確だろう。エンゼルスにとってもそのことを目につけ、ウッドワードをチームに招き入れ、そしてウォードやフィリップス以外の他のバッター達にもインパクトを与える事は大きなプラス材料となるはずだ。
エンゼルスがフィリップスと契約した動きは、多くの疑問を生み出したが、昨年83試合で打率.144、出塁率.217 長打率.249を残し、尚且つ第4外野手である事を配慮に入れれば、疑問符が付くのはもっともだろう。またフィリップスもウッドワードと共にトレーニングに取り組んでいたことも、ウッドワードを雇った決定を後押ししたかもしれない。そのため、エンゼルスはウッドワードの手によって昨年三振率41.8%だったフィリップスがまずまずの外野手へと変えてくれることを期待しているかもしれない。
またMLB公式でエンゼルス番記者のレット・ボリンジャーの記事によれば、今オフ、ウォードは多くスイング改良が必要ではない状態だったが、オフシーズンの間分析をしてもらうためにウッドワードへ自身のスイングのビデオを送っていたという。
「トレントが自分の前にいたら、自分のキャリアの道を変えてくれる本当のチャンスがあると僕は思っている。いつも僕は、彼に映像を送っているし、自分がスイングした全部の映像を彼の意見を得るために、送っている」とウォードはコメントしている。
スイング改良には時間を注いでいないウォードであるが、様々な球種を投げる事ができるピッチングマシンを導入しており、「そのマシンは、いかついボールを投じられる。最近の選手が多く投げるスウィーピングスライダーのようなのもあったから、多く練習ができたし、高めの速球もそうだ」と語っている。
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