【侍ジャパン】カージナルス・ヌートバー、手術により来年3月WBC出場絶望的か

  • ヌートバーが両足かかと手術、来季開幕も不透明
  • WBC出場は困難との見方、球団幹部が慎重な見通し
  • トレード価値にも影響か、長期リハビリの可能性も

目次

ヌートバー、WBC出場に暗雲

米大リーグ・セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(28)が、来年3月に開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場が極めて難しい状況となった。10月7日(日本時間8日)に両足のかかとにある「ハグルンド変形」を削る手術を受けたことを球団が発表。球団編成本部長のハイム・ブルーム氏は、「開幕戦に間に合わないとは言えないが、保証はできない」と慎重な姿勢を示している。

ヌートバーは今季、自身最多の135試合に出場したが、打率.234、13本塁打、48打点という成績に終わり、肋骨骨折やかかとの痛みに悩まされながらのシーズンとなった。WBCは例年のシーズンよりも早く行われるため、コンディションが完全ではない中での強行出場は現実的ではないと見られている。


手術は成功も回復期間に不透明さ

ハグルンド変形とは何か

ヌートバーが受けた手術は、アキレス腱の付け根にあたるかかとの骨の突出部(ハグルンド変形)を削るもので、痛みや炎症の原因となっていた。この部位の手術は、過去にも複数のMLB選手が受けており、復帰までに数ヶ月を要するケースもある。2020年にはヨエニス・セスペデスが同様の手術を受け、復帰まで1年以上を要した前例もある。

球団はリハビリ優先の方針

ブルーム編成本部長は、「無理に開幕戦に合わせてリハビリを急がせることはしない」との姿勢を示し、選手の長期的な健康を重視する意向を明言。また、仮に開幕に間に合わなくても「離脱は短期間になるだろう」と述べ、楽観的な見通しも示したが、WBC出場という観点では厳しい状況だ。


日本代表入りにも影響か

2023年大会では日本の英雄に

ヌートバーは2023年のWBCで、日系選手として初めて侍ジャパン入りを果たし、全7試合に「1番・中堅」として出場。打率.269、出塁率.424と好成績を収め、世界一に大きく貢献した。明るいキャラクターと闘志あふれるプレーで日本のファンにも絶大な人気を誇る存在となっていた。

2026年大会出場に黄色信号

今オフに入ってからも、ポッドキャスト番組などで「出場したい」とWBCへの強い意欲を語っていたヌートバーだが、今回の手術によって状況は一変。シーズン開幕戦すら不透明な中、2大会連続の侍ジャパン入りは極めて難しいというのが現状だ。


チーム事情と今後の去就にも影

ヌートバーの長期離脱が懸念される中、彼のトレード価値にも影響が及ぶ可能性が指摘されている。米メディア「ヤードパーカー」や「Redbird Rants」は、「カージナルスは売り時を逃した」と報じ、これまで高かった評価が大きく下がったことを指摘。慢性的な故障による信頼低下は、球団編成にも影を落とし始めている。

さらに、ヌートバーは2027年にFAとなる予定で、今後の1年1年がキャリアの岐路となる。まずはしっかりとリハビリを重ね、万全な状態での復帰が求められる。


まとめ

ヌートバーは両足かかとの手術により、来春開催予定のWBC出場が極めて難しい情勢となった。球団は慎重にリハビリを進める方針を明かしており、無理な調整は避ける構え。2023年のWBCで日本中を熱狂させたヌートバーの雄姿が再び見られる日を、多くのファンが待ち望んでいる。


ウルトラスポーツ速報編集部
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