【格闘技ジム】キックボクシングの練習ってどんな事をするの?ジム会長が分かりやすく説明!

東京の豊島区池袋にあります、キックボクシングジム レグルス池袋ジムの代表をしております、MIYATOです。今更ですが、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

先に宣伝を!(笑) 2月23日(木祝)17時30分~第2回初心者向けスパーリング大会を開催します!前回は昨年の10月に行い、大好評をいただきました! 照明演出、入場曲、リングアナ、動画・写真撮影、各賞の授与等『参加者全員が主役』をコンセプトにジム規模でのイベントとしては、やれる事をほぼやっている大会です! 観覧可能ですので、ご都合が合う方は是非、ジムへお越しください!※入場料500円 初心者向けとはいえ、皆さんバチバチでやります!目の前で戦う姿はカッコよく、迫力も満点です!

さて今回の投稿は、キックボクシングの練習内容について。格闘技の練習と聞くと、殴り合う、蹴りあうだけでしょ?というイメージがありますが(実際、それもあるのですが(笑))様々な練習があるのは他の競技と同じです。格闘技の練習って実際何をやっているのか? どれくらい練習するのか?という部分に触れていきますので、格闘技ジムに行ってみようかなという方や、格闘技を見るのが好きな方は事前知識として入れておくと、格闘技がより楽しく感じると思いますので、最後までご覧いただけたら幸いです。

キックボクシングは格闘技ですので、パンチやキックを打つ事を主体に練習していきます。主な練習は以下になります。

①シャドーボクシング ②ミット打ち ③サンドバッグ打ち ④スパーリング ⑤筋トレ

勿論、これ以外にもありますが、主な練習は上記の通りです。順を追って説明していきます。

①シャドーボクシング

シャドーボクシングイメージ

名前は聞いたことがある方が多いと思いますが、ウォーミングアップとしても使いますし、私個人の意見ですが、シャドーボクシングが一番大事な練習だと思っています。内容としては、簡単に言うとイメトレです。相手が自分の前にいるという想定でパンチやキック、ディフェンスの動きをしていくというものです。その中でも、フォームやバランスを意識したり(ガードが下がっていないか、構えに戻れているか等)、実戦で起こりうる動き(攻撃された後、返す。攻撃した後、反撃を受ける等)をイメトレしながら動きます。時間は3分間だったり、長い方だと5分間だったり。それを2回、または3回くらいやるのが一般的です。シャドーが何故、一番大事な練習かというと、相手がいない状態でもあり、打つ(当てる、当てられる)事もない、かつ自由に動く事が出来る練習だからです。ようは一番、力みが無い状態という事です。格闘技は対人との競技です。人と対峙すると力みや緊張は必ず出ます。シャドーはそれが無い状態なので、練習するには一番良い状態です。シャドーでやれない事は後述する、ミット打ちやスパーリングでもやれません。特に初心者の方は、必ずといっていいほど、力みが出ます。シャドーで反復練習する事が上達への近道の一つと私は考えています。

②ミット打ち

ミット打ちイメージ

格闘技の練習では、この練習が一番スタンダードだと思いますし、TVや動画等でもご覧になった方も多いかと。内容はトレーナーやインストラクター(または会員同士)がミット(柔らかいパッド)を持ってくれるので、それに向かってパンチやキックを打っていくものです。実戦に近い形なので初心者~上級者まで、ほとんどの方がミット打ち練習をします。また、運動量も多く、ミット打ちをメインとしている格闘技フィットネスジムも最近はあったりします。トレーナーやインストラクターによっては、ミット打ちの中でディフェンスやステップ(移動)、コンビネーションをやってくれるので、実戦へのシミュレーションとしても使える練習です。回数は2回、または3回、プロやアマチュア選手になると、それ以上。それを2分間や3分間でやるのがスタンダードです。ミット打ちは、見た目以上に疲れます(笑)体験やビジターで出来るジムもあるので、やった事がない方は是非一度オススメいたします!※レグルス池袋ジムでも勿論OK!

③サンドバッグ打ち

サンドバッグ打ちイメージ

サンドバッグという筒状の物体(ミットが大きく筒状になったようなもの?)にパンチやキックを打つ練習です。ミット打ちと違うのは、人が操作するものではなく、吊るされているサンドバッグに向かって自分のペースで打つという所です。また、ミット打ちのようにトレーナーの指示はなく、打ちやすい所にトレーナーが動いてくれたり、打つ方の体力を見て内容を変えたり等もないので、自分の動き方次第でいくらでも動けるのが特徴です。サンドバッグは常に吊るされてある状態なので、コンビネーション練習や連打の練習をするのに特化しています。大きさや重さも様々なので、小さく軽めのものは初心者の方やパンチ向き、重たく大きいものはキック、コンビネーション向きと使い分ける事もあります。そして、サンドバッグは物にもよりますが、硬いです!初心者の方や女性の方は痛いと思いますので、強度に気を付けながら練習するのがオススメです。

④スパーリング

スパーリングイメージ

スパーリングは、防具を一式装着した状態で、ある程度の力で試合と同じ形式で練習をするものです。簡単にいうと、お互いに殴り合う、蹴り合うという事です(笑) 試合(実戦)とほぼ同条件での練習になるので、アマチュアやプロ選手の方や会員様でも試合出場を目指している方がよく行う練習です。スパーリングにも種類があり、マススパーリング(相手に当てない、または触るくらいの力で当てる)、ライトスパーリング(5~6割くらいの力で相手に当てる)、スパーリング(7~8割くらいの力で当てる)と、力加減を調整しながら行う練習というのも特徴です。実際に相手を殴る、蹴るという練習ですので、はじめは気を遣ってしまったり、相手の攻撃に弱腰になってしまったりもありますが、運動量もとても高い練習ですし、何より実戦練習なので心身共に使いますし、格闘技の一番の醍醐味を感じられる練習でもあると言えます。マススパーリングの前の段階として、決まった動きを出して攻防の練習をする、受け返しという練習もあります。いきなりスパーリングはハードルが高過ぎるので、受け返しから練習して、攻防の動きに慣れるのがオススメです。

⑤筋トレ

その名の通りです。マシンを使ってやる方もいれば、自重でやる方もいます。一般的な筋トレから体幹トレ、HIIT(高強度インターバルトレーニング)をやったりします。筋トレと少し違いますが、首相撲(相手と密着し、掴んでコントロールしたり、膝や肘を打つ、時には相手を転ばす動きも行う技術)を練習したりもします。首相撲はとても奥が深いものなので、また別の機会があれば、ご紹介したいと思います。

以上の①~⑤が大体の練習メニューです。これら以外に、縄跳びでウォーミングアップしたり、打ち込みや補強トレーニングを行ったり、他のスポーツ同様、色々なトレーニング、練習方法があります。ジムによって練習内容は異なりますが、ジムトレーナーやインストラクター、会長さんにお聞きすれば、その方にあったメニューを教えてくれると思いますので、参考にすると良いと思います!

レグルス池袋ジム代表 MIYATO

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この記事を書いた人

MIYATOのアバター MIYATO レグルス池袋ジム責任者 (株)KAKU-TANO 代表  取締役社長

レグルス池袋ジム責任者。(株)KAKU-TANO代表。
転職7回の後、経営の経験もお金も0で社長になる。格闘技に関する事業をしています。
プロ経験はありませんが、キックボクシング歴13年、指導実績1,000人以上あり。
格闘フィットネス、グループレッスン、パーソナルも得意。
手探りの毎日ですが、格闘技のカジュアル化と格闘技の違った形を提供する為に日夜奮闘中!

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