RB大宮アルディージャが、プレミアリーグ昇格経験を持つ敏腕スポーツディレクター、スチュアート・ウェバー氏をヘッドオブスポーツとして招聘した。クラブの未来を左右する重要ポジションに、ヨーロッパで実績を積んだ人材を迎えたことは、大宮にとって大きな転機となる。
- 元ノリッジSDのスチュアート・ウェバー氏がRB大宮のヘッドオブスポーツに就任
- プレミア昇格2度の実績を誇り、リバプールやQPRなどでも要職を歴任
- トップチーム運営からユース育成までスポーツ部門全体を統括
- クラブはJ1昇格を目指す中、レッドブルネットワークとの連携を強化
欧州仕込みの手腕に期待高まる
プレミア2度昇格の実績を持つ男がJクラブへ
RB大宮アルディージャは9月22日、スチュアート・ウェバー氏のヘッドオブスポーツ就任を発表した。ウェールズ出身の41歳は、レクサムでの指導者キャリアから始まり、リバプールではスカウト部門を歴任。さらに、QPRやウルバーハンプトン、ハダースフィールドでも要職を務め、2017年からはノリッジ・シティでスポーツディレクターとして辣腕を振るった。
特に注目すべきは、ノリッジでの2度のプレミアリーグ昇格(2018/19、2020/21)に貢献した点だ。クラブ運営からチーム編成、長期的なクラブビジョンの構築まで幅広く関わってきた人物である。
RB大宮で担う役割とは
スポーツ部門全体を統括するキーマンに
ウェバー氏はRB大宮で、トップチームの運営や選手の補強、パフォーマンス分析、さらにはユース育成までを統括。クラブの中長期戦略における根幹を担う役割を与えられている。
本人も「非常に野心的なプロジェクトの一員となれるユニークな機会」と語り、「RB大宮アルディージャには、日本サッカー界のリーダーになるためのすべての要素が揃っている」と意気込みを示した。
レッドブルネットワークとの連携も視野に
世界的ブランドが支える改革の一歩
今回の人事は、単なる強化担当の補強にとどまらない。レッドブルサッカーのテクニカルディレクターであるマリオ・ゴメス氏も「ウェバー氏の加入は、レッドブルのスタンダードを大宮に浸透させていく第一歩」と語っており、グローバルな育成・強化モデルの導入が進む可能性が高い。
実際に、RB大宮は2025年からクラブ体制を一新し、原博実氏が代表取締役社長に専任となる中、スポーツ部門の完全なプロフェッショナル化が進行中。こうした流れの中で、ウェバー氏の手腕がどこまで機能するかが今後の注目点となる。
まとめ
RB大宮はJ1昇格を目指す激戦の中、スチュアート・ウェバー氏という“勝てる組織づくり”のエキスパートを迎えた。欧州で磨いた知見と経験を、Jリーグの舞台でどう落とし込むか。その一挙手一投足に、クラブ関係者やサポーターの期待が高まっている。
「ウルトラスポーツ」では、X(旧:Twitter)、YouTube、Instagramなど各種SNSもやっています。XとYouTubeでもスポーツ速報情報を更新していますので、ぜひ【フォロー・いいね・シェア】をよろしくお願いします!
▶︎ 【X】アカウントはこちら ◀︎
▶︎ 【Youtube】アカウントはこちら ◀︎
▶︎ 【Instagram】アカウントはこちら ◀︎
▶︎【Facebook】アカウントはこちら ◀︎