こんにちは、潤です!
今回は、先日行われた「明治安田J2リーグ 第7節」ジュビロ磐田vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合について振り返っていきます!
ここまでリーグ戦開幕6連勝で首位に立つ千葉、そして3節・4節とアウェイで連敗してしまったもののホーム全勝をキープし上位争いに踏みとどまっていた磐田の昇格を見据えた上位対決、ぜひご覧ください!


上位直接対決!
開幕からリーグ戦無傷の6連勝と、2009年以来のJ1復帰へ過去最高のスタートを切った千葉。直近のリーグ戦では甲府相手に試合開始1分に先制を許す苦しい展開ながら後半ATの逆転弾で勝利するなど、その勢いを見せていました。
一方の磐田もヤマハスタジアム(磐田)での開幕 2節を連勝したものの、3節・4節とそれぞれアウェイで敗れて順位を落としていましたが、ここにきて徐々に調子をあげてきています。
5節にエコパスタジアムでの甲府戦にて今シーズン初の前半での得点をあげて勝利すると6節の仙台戦にてアウェイ初勝利!続く「JリーグYBCルヴァンカップ」のFC大阪戦でも今シーズンU-18から昇格した川合徳孟選手がプロ初ゴールをゴラッソで決めて勝利し、選手層を厚くしながら公式戦3連勝を記録しました。
シーズンはまだ序盤とは言え、今の勢いをキープすればお互いに昇格・優勝争いをする可能性も高い中で迎えた一戦となりました。
試合は開始早々に動く!
13,000名以上のサポーターが駆けつけ行われたヤマハでの決戦。
試合は開始早々から動きます。
立ち上がりはビルドアップのミスをついて千葉が先制のチャンスを作るもGKの阿部航斗選手が阻止!先制点は許さずにいると、その後すぐの6分。GKからのビルドアップで左SBの松原后選手が自陣深くから前線へフィードを送ると裏へ抜け出したのはMF 角昂志郎選手!
左サイドを突破しペナルティエリア内へ侵入すると、そこからマイナス方向への深い切り返しでDFを剥がしてシュートコースを作ると狙い澄ましたシュート!サイドネットを揺らして大卒ルーキー(※昨シーズンは在学中の特別指定選手として所属)角選手のJ初ゴールで早くも磐田が先制します!
ジョン ハッチンソン新監督の元、ビルドアップに力を入れていた中で上位対決でもその姿勢が実る結果となりました!
その後もボールを保持しながらチャンスを伺う磐田でしたが、26分にピンチになりかけます。
CKのチャンスでショートコーナーにて右サイドからクロスのタイミングを探っていた中でボールをカットされ一気に千葉が攻め込みますが、巧みなポジショニングと判断で裏へのスルーパスをスライディングでMF 上原力也選手がカット!
カットできなければGKと1対1となっていた可能性が高かったシーンなだけに上原選手の危機察知がチームを救います。
一方の千葉もそのチャンスは阻まれたものの、素早い攻守の切り替えから相手ゴールに迫る力強さを示して首位に立つチームであることを証明したシーンにもなりました。
ですが磐田も負けていません。
33分に自陣でボールを奪うと前線のFW マテウス ペイショット選手に当てて、ペイショット選手から上原選手へ戻すとダイレクトでスルーパス。右サイドを抜け出したMF ジョルディ クルークス選手が千葉のDFラインを突破すると中へマイナスのクロス!ペイショット選手が合わせるも惜しくも枠外。
追加点は生まれず1-0とホームの磐田がリードして前半を終えます。












勝負の後半!
ハーフタイムにはかつて磐田の黄金期を支え、通算防御率0.89と平均で1試合1失点を下回る脅威の記録を持つアルノ・ヴァン・ズワムさん(※2000年〜2003年所属)がヤマハスタジアム(磐田)へ訪れ、アルノコールも巻き起こった中、「再びヤマハへ戻れて嬉しいです。自分がプレーしていた時には選手みんなが一生懸命頑張っていました。今年J2リーグで優勝しJ1リーグへ復帰することを本当に願っています。ありがとうございます!」とコメントをしました。
そして、お互いに交代枠を使わず同じメンバーで後半へ臨みます。
磐田が1点リードしつつも首位千葉戦勝利のハードルは高いものでした。千葉は、ここまでのリーグ6試合全てで後半は無失点。さらに後半は全試合で得点中。後半の強さが首位の秘訣でもある千葉を相手にどこまでできるかが、「強いジュビロ磐田」を目指す新生磐田の現在地を知る上で大切な45分となります。
その中で磐田は56分にビッグチャンスを迎えます。
右サイドの突破から最後はMF 中村駿選手が合わせますが、千葉 GK ホセ スアレス選手がファインセーブ!惜しくも追加点とはなりません。
そこから千葉がペースを握ります。65分に左サイドの突破からエリア内に侵入するとそこからゴール前で待つFW 呉屋大翔選手へパスし、呉屋選手も落ち着いてゴールへ流し込みます!
首位千葉が千葉サポーターの目の前で同点に追いついたかのように思われましたが、呉屋選手へパスが出る直前にオフサイドラインをあげていた磐田DF陣がオフサイドを誘う形でノーゴール。磐田にとっては守備の改善の成果が出た瞬間にもなりました。
しかしそれだけでは終わりません。
千葉が、81分にセットプレーの流れからファーサイドからの折り返しを途中出場のDF 松田陸選手が頭で合わせると再びネットが揺れます!
ですが、こちらもセットプレー時に磐田DF陣が我慢して下がりすぎなかったことでオフサイドを誘発し結果的にはノーゴール。またもハイラインで耐えた磐田DF陣の粘りが失点を許しません。
その後は磐田も過剰な守りには入らず追加点のチャンスを作り、82分にペナルティーエリア内で途中出場のFW 佐藤凌我選手が粘って繋いだパスに中村選手がダイレクトでシュートを放つも千葉のキャプテン DF 鈴木大輔選手が身体を張って決死のブロック!
首位キープへ千葉も追加点は許しません。
そこから試合終了の瞬間までお互いに全力プレーを披露しあう見どころ満載の好ゲームはそのまま試合終了!
前半開始早々にあげたルーキーの虎の子の1点を守り切ったホームの磐田が3位に浮上すると共に、開幕からリーグ戦全勝中だった首位千葉に初黒星をチームにもなりました。












これからのシーズン
まだまだ序盤かもしれませんが、シーズンが終わる頃には”1勝”で昇格や優勝チームが変わる勝ち点3差以内で順位が変わることはよくあることです。
そういった中で優勝・昇格を争う直接対決の結果がもたらすものは大きいです。だからこそホームでルーキーの初ゴールや、首位相手に完封で勝てたことは磐田にとって自信のつく勝利になったことは間違いありません。
特にビルドアップを志すチームにとって課題となるハイラインの失点ケアが急務となっていた中で1点差での首位相手にも果敢なライン調整からオフサイドトラップに引っ掛けることができたことも今後に向けてプラスとなることでしょう。
一方の千葉も決して悲観的になることはない試合だったと思います。
「全勝でシーズンを終える」ことはプロのリーグでは早々ないことですし、Jリーグではまだ前例がありません。そのため、どこかで敗戦はしますしこの試合も紙一重な場面は多く、ドローや千葉が勝っていた可能性も全然ある試合だったため、スタイルを変えないといけないのような焦りが生まれる敗戦ではないです。
さらには他会場では2位のチームも敗れたため2位との勝ち点差を縮められることがなかったという「今年の千葉は持っている」流れの良さを感じさせ、首位に立ちつつ今後の勝利へ改善やテストする余地もあるという状態。それは現時点では千葉にしかない強みですし、大型連勝ストップ後の再成長を遂げる千葉がJ1の舞台へ舞い戻る姿を今冬に見れる可能性を十分に感じさせる試合でもあったと思います。
これからの優勝・昇格争いも必見です!!
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