【カーリング女子日本代表決定戦】ロコ・ソラーレ五輪逃す


2025年9月13日、カーリング女子日本代表決定戦のタイブレークが行われ、ロコ・ソラーレがフォルティウスに2−7で敗北。18年平昌、22年北京と続いた五輪出場の歴史に幕を下ろした。試合後には、藤沢五月が大粒の涙を流し、吉田知那美と抱き合う姿が印象的だった。悲願の金メダルは叶わなかったが、日本カーリング界を牽引してきた彼女たちの歩みに、全国から労いの声が上がっている。


  • ロコ・ソラーレがフォルティウスに2−7で敗戦
  • 3大会連続五輪出場の夢が途絶える
  • 藤沢五月が涙、吉田知那美と抱擁
  • フォルティウスはSC軽井沢クラブとの決定戦へ
  • 試合は序盤からフォルティウスが主導権を握る

目次

フォルティウスが雪辱果たす

終始主導権を握る展開

北海道稚内市で開催された女子カーリング日本代表決定戦、注目のタイブレーク戦。8エンド制の一発勝負で、フォルティウスがロコ・ソラーレに7−2で勝利を収めた。第1エンドから3点を先制するビッグエンドを作ると、以降も冷静な試合運びで主導権を握った。スキップの吉村紗也香は好ショットを連発し、前半だけで5−1とリード。第5エンドでは2点スチールを奪い、勝負を決定づけた。

ロコ・ソラーレは第6エンドで1点を返すにとどまり、ここでコンシード。フォルティウスは前回北京五輪予選でロコに逆転負けを喫した雪辱を果たし、SC軽井沢クラブとの決定戦進出を決めた。


ロコ・ソラーレ、涙の終戦

“ゾンビのような粘り”見せられず

過去2大会でメダルを獲得してきたロコ・ソラーレ。日本カーリング界の顔として注目を集める中、ミラノ・コルティナ五輪へのラストチャンスに臨んだが、結果は無念の完敗だった。11日の初日は2連勝で絶好のスタートを切ったものの、12日は接戦を落として連敗。3チームが2勝2敗で並ぶ中、フォルティウスとのタイブレークに回った。

一時代を築いたチームは「ゾンビのような粘り強さ」で逆境を跳ね返してきたが、今回はフォルティウスの勢いを止められなかった。スキップ・藤沢五月は試合後、「納得の負けだった」と悔しさを噛み締めながらもライバルを称え、目には涙を浮かべた。


91年世代の熱き戦い

吉田知「五輪は逃げない」、藤沢「最高だった、ありがとう」

ロコ・ソラーレとフォルティウスには共に1991年度生まれの選手が多く在籍。藤沢、吉田知、小野寺、吉村、鈴木――。ジュニア時代から切磋琢磨してきたライバルたちが、大一番で再び火花を散らした。敗れたロコ・ソラーレの吉田知は「五輪は逃げない。4年後、8年後にもある」と前を向き、藤沢も「最高だった。ありがとう」と仲間に感謝の言葉を口にした。

試合後には30秒以上にわたる長い抱擁も交わされ、互いの絆の深さがにじみ出る。勝者であるフォルティウスの小野寺も涙し、「ロコの分まで戦う」と誓った。


まとめ

カーリング日本女子界の象徴であるロコ・ソラーレが、ついに五輪の舞台から姿を消すことになった。圧倒的な注目と期待を背負い、勝負の舞台に立ち続けた彼女たちの挑戦は、たくさんの感動と記憶を残した。一方で、フォルティウスは悲願の五輪出場へ向けて大きな一歩を踏み出した。SC軽井沢クラブとの決定戦に注目が集まる。


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