■2025年10月14日、日本代表がブラジル代表と対戦
■東京スタジアムにて19:30キックオフ予定
■テレビ朝日系列＆ABEMAで全国生中継・生配信
■FIFAランク5位の“王国”に挑む歴史的一戦
■森保監督「トップオブトップに全力で勝利を」
10・14ブラジル戦決定
2025年10月14日、日本代表が“サッカー王国”ブラジル代表との親善試合を行うことが正式決定した。舞台は東京スタジアム（味の素スタジアム）で、午後7時30分にキックオフ予定。日本サッカー協会（JFA）はこの試合を「キリンチャレンジカップ2025」として開催し、テレビ朝日系列での全国中継とABEMAでの生配信も実施すると発表した。
FIFAランキング5位のブラジル代表は、これまでW杯を最多5度制覇している世界屈指の強豪。2022年の国立競技場での対戦以来、約3年ぶりとなるこの一戦は、日本代表にとってまさに“試金石”となる一戦だ。過去13度の対戦では日本の0勝11敗2分と一度も勝利がない難敵である。
W杯優勝国に挑戦
アンチェロッティ体制のブラジル
今回対戦するブラジル代表は、2023年から元レアル・マドリード監督のカルロ・アンチェロッティが指揮。W杯南米予選では序盤の不調を乗り越え、すでにFIFAワールドカップ2026本大会の出場権を獲得している。攻撃陣にはレアル・マドリード所属のFWビニシウス・ジュニオール、バルセロナのラフィーニャ、守備にはパリ・サンジェルマンのマルキーニョスなど、世界トップクラスの選手が名を連ねる。
過去13戦未勝利の歴史
これまでの対戦では、日本は通算で5得点35失点。最も直近の対戦となった2022年6月の試合では、ネイマールにPKを決められ0-1で敗戦。日本はブラジルに対して未勝利のままだ。森保ジャパンが歴史的初勝利を挙げることができるかに大きな注目が集まる。
森保監督「全力で勝利を目指す」
W杯へ向けた重要な強化試合
この一戦を迎えるにあたり、森保一監督はJFAを通じてコメントを発表。「ブラジル代表と対戦できるキリンチャレンジカップを開催することに尽力くださった皆さまに感謝申し上げます。うれしさと同時に身が引き締まる思いです。世界トップ基準の戦いの中でチーム強化を進めていくためにも非常に重要な機会になることは間違いありません」と語った。
さらに、「ブラジル代表はすべての分野においてクオリティが高く、高強度の中でも自分たちのプレーを貫けるトップレベルの対戦相手。日本代表も全力で勝利を目指します」と、強い意気込みを示している。
10月シリーズの締めくくり
日本代表は10月10日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でパラグアイ代表と対戦。その4日後にブラジル戦を迎えるという過密日程の中で、実力をいかに発揮できるかもポイントとなる。また、9月シリーズではメキシコ、アメリカとの遠征も予定されており、W杯2026へ向けた本格的なチーム構築が始まっている。
まとめ
日本代表とブラジル代表による10月14日の一戦は、過去の因縁と未来への期待が交差する歴史的な試合となる。森保ジャパンが“サッカー王国”を相手にどこまで通用するのか、その戦いぶりに注目が集まる。今度こそ、歴史的初勝利を手にする瞬間が訪れるかもしれない。
日本代表の挑戦を見届けよう。
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