【サッカー日本代表】メキシコとスコアレスドロー

・FIFAランキング13位のメキシコと0-0で引き分け
・三笘、久保、南野ら欧州組主体で前半に主導権を握る
・後半はメキシコが盛り返すも守備で無失点に抑える
・森保監督「決定力の向上が今後の課題」と総括
・次戦は日本時間10日にアメリカ代表と対戦

目次

メキシコと白熱も無得点

主導権を握った前半、日本が試合を支配

サッカー日本代表は9月6日(日本時間7日)、アメリカ・オークランドで行われた国際親善試合で、メキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。FIFAランキング17位の日本は、13位のメキシコを相手に序盤から攻勢をかけ、積極的なプレスで主導権を握った。
先発メンバーには、三笘薫、久保建英、遠藤航、南野拓実ら欧州主要リーグで活躍する選手たちが名を連ね、森保一監督が「現時点でのベストメンバー」と位置づけた布陣で臨んだ。開始11分には久保のミドルシュートがメキシコのGKを強襲し、その後も南野、堂安がゴール前で決定機を迎えた。
一方、メキシコは前半途中にキャプテンのアルバレスが負傷交代するなど、やや苦しい立ち上がり。スタンドを埋めた4万5,000人の大観衆の大半がメキシコサポーターという完全アウェーの中でも、日本はアグレッシブなプレーで流れを引き寄せた。

後半は均衡、攻撃の精度に課題

数的優位もゴールならず、決定力に苦言

後半に入ると、メキシコが選手交代を機に息を吹き返し、67分にはエリク・リラのヘディングが日本ゴールを襲うも、GK鈴木彩艶が好セーブを見せて無失点を継続。試合終盤には上田綺世が裏に抜け出し、メキシコDFモンテスがファウルで退場となる場面もあったが、数的優位を得た日本はゴールを決めきれず試合終了。
試合後、キャプテンの遠藤航は「自分たちがやりたいサッカーは表現できたが、決め切る力は足りなかった」とコメント。南野は「最低でも枠に飛ばさないと」と悔しさをにじませ、三笘も「チャンスを決めきらないと意味がない」と攻撃面での課題を口にした。
指揮官・森保監督も「相手の堅守を崩すには、シュートの質と数をもっと高めないといけない」と語り、9か月後に控えるW杯に向けての具体的な課題が浮き彫りとなった。

メキシコ紙も日本の内容を称賛

「技術、メンタル、運動能力で日本が優位」

メキシコメディアやアギーレ監督も日本のパフォーマンスに驚きを示した。ESPNメキシコ版の記者は「日本は心・技・体すべてでメキシコを上回った」と評価し、「精神的にも肉体的にも日本に追い込まれた」との見解を示した。
アギーレ監督も「90%の日本人選手が欧州でプレーしており、リズムが全く違う。引き分けは妥当な結果」と冷静に分析。一方で、現地サポーターの間ではメキシコの低調な内容にブーイングが巻き起こるなど、厳しい視線も注がれた。

まとめ

スコアレスながらも収穫と課題が明確に
強豪メキシコを相手に、内容では互角以上の戦いを見せた日本。攻守の連携、前線からのプレス、球際の強さなど、W杯を見据えた重要な試金石となった一戦だった。ただ、決定機を生かせなかった攻撃面には課題が残り、森保監督も「世界基準」へ向けた改善点を認識。
日本代表はこの後、東海岸のオハイオ州コロンバスに移動し、中2日でアメリカ代表と対戦。時差と移動による負荷も含め、本大会を想定した過酷な条件下での挑戦が続く。

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