【高校サッカー】前橋育英が”国立初勝利”で決勝進出!流経大柏と再戦へ!!

第103回全国高校サッカー選手権準決勝が1月11日、国立競技場で行われた。7大会ぶりの優勝を狙う前橋育英(群馬)と、6大会ぶりの決勝進出を果たした流通経済大柏(千葉)が、1月13日の決勝戦で激突することが決定した。


目次

🏆 決勝戦カード決定! 前橋育英 vs 流通経済大柏

・前橋育英は後半の猛攻で東福岡を3-1で逆転撃破
・流通経大柏は東海大相模に1-0で辛勝
・17年大会以来の同カードが7大会ぶりに実現


前橋育英、10分間で3得点の怒涛の反撃

準決勝第1試合は、名門同士の一戦となった東福岡 vs 前橋育英。前半11分、東福岡が先制したものの、後半に入ると前橋育英が怒涛の攻撃を仕掛ける。FW佐藤耕太が後半3分と9分に立て続けにゴールを決めると、同10分には途中出場のMF白井誠也がダメ押しの3点目を奪取。東福岡の鉄壁守備を一気に崩し、3-1で逆転勝利を収めた。

試合後、佐藤は「少ないチャンスをしっかり決め切れて良かった」と語り、白井は自身のスーパーゴールに「自分の成長が結果に繋がった」と手応えを感じていた。

前橋育英は既に3度決勝進出も国立改修などもあり”4度目の正直”で手繰り寄せた国立初勝利

 初めて前橋育英が選手権でベスト4まで勝ち上がり、国立競技場のピッチに立ったのは第77回大会(1998年度)。現在は同校のコーチを務める松下裕樹、岩丸史也、佐藤正美、茂原岳人、小久保純とのちのJリーガーを5人揃え、帝京高(東京A)と対峙。2点を先行されながら、一時は追い付いたものの、後半アディショナルタイムに入った80+1分の失点で敗退を突き付けられる。なお、この時の帝京のキャプテンは今大会で母校を15年ぶりに全国へと導いた藤倉寛監督だった。

 翌1999年度の第78回大会でも、松下をキャプテンに据え、2年生MFの青木剛も加わった前橋育英は、再びベスト4まで駒を進め、国立へと帰還する。ここで激突したのは羽田憲司、中澤聡太、原竜太らを擁する市立船橋高(千葉)。試合は0-0で突入したPK戦の末、市立船橋に軍配。タイガー軍団は2年続けて準決勝でその行く手を阻まれる。

 次に国立まで勝ち上がったのは、それから2年後の第80回大会(2001年度)。坪内秀介、相川進也、佐田聡太郎、廣井友信などスタメンに8人のJリーグ入りを果たしたタレントが居並ぶ陣容で、岐阜工高(岐阜)と対戦。前半のうちに片桐淳至に先制を許し、相川が同点弾を決めるも、またも後半アディショナルタイムに決勝点を奪われ、1-2で敗戦。タイガー軍団は『3度目の正直』もあと一歩で叶わなかった。

 第87回大会(2008年度)はスケジュールの妙が立ちはだかる。『第45回全国大学ラグビーフットボール選手権大会決勝』と日程が重なったため、この大会の準決勝は埼玉スタジアム2002開催に。前橋育英は大迫勇也率いる鹿児島城西高(鹿児島)に3-5で競り負け、国立で行われる決勝には届かなかった。

 初めて選手権の準決勝で勝利を収めたのは、5度目の挑戦となった第93回大会(2014年度)だったが。この年から国立が改修工事に入ったため、舞台は埼スタへと移行。準優勝となった第95回大会(2016年度)、初優勝を飾った第96回大会(2017年度)も同様に準決勝以降は埼スタで行われたため、前橋育英は『国立初勝利』を挙げられないまま、今大会を迎えていた。


流通経大柏、PK弾で東海大相模を撃破

準決勝第2試合は、初出場の東海大相模と、過去に優勝経験のある流通経済大柏の一戦。前半42分、流経大柏のMF柚木創がPKを決め、これが決勝点となった。

東海大相模は後半も果敢に攻め込むが、流経大柏の堅守を崩せず、0-1で敗戦。タイガー軍団の快進撃はここで幕を閉じた。

流経大柏の榎本雅大監督は「苦しい試合だったが、最後まで選手が集中してくれた」と選手たちを称えた。


前橋育英 vs 流経大柏 ― 決勝の注目ポイント

2017年大会の決勝でも同カードが実現し、その際は前橋育英が1-0で勝利し初優勝を飾った。今回、流経大柏は7年前のリベンジを目指す。

前橋育英の山田耕介監督は「積極的な選手交代が奏功した」と勝因を分析。流経大柏の榎本監督も「国立での借りを返したい」と意気込む。

両校ともにプレミアリーグEAST所属の強豪で、ハイレベルな戦術合戦が繰り広げられるだろう。


まとめ

第103回全国高校サッカー選手権は、1月13日14時5分に決勝戦が行われる。
激戦を勝ち抜いた前橋育英と流通経済大柏が再び国立で激突する注目の一戦。7年前と同様、両チームが全国制覇を懸けた熱い戦いを見せてくれるだろう。

ウルトラスポーツでは、決勝戦の速報もお届けします!
お見逃しなく!


「ウルトラスポーツ」では、X(旧:Twitter)、YouTube、Instagramなど各種SNSもやっています。XとYouTubeでもスポーツ速報情報を更新していますので、ぜひ【フォロー・いいね・シェア】をよろしくお願いします!

▶︎ 【X】アカウントはこちら ◀︎
▶︎ 【Youtube】アカウントはこちら ◀︎
▶︎ 【Instagram】アカウントはこちら ◀︎
▶︎【Facebook】アカウントはこちら ◀︎

ウルスポをフォローしよう

この記事をシェア

この記事を書いた人

スポーツのあらゆる情報を速報する。原稿はAIが執筆しております。

コメント

コメントする

top
目次
閉じる