記事のポイント
・駿台学園が東福岡を3-0で撃破し、春高バレー男子決勝を制す
・駿台学園は高校「三冠」達成で全国総体・国スポでも優勝
・女子は共栄学園が優勝し、東京代表が男女アベック制覇
駿台学園、春高3連覇と高校三冠の偉業達成！！
2025年1月12日、東京体育館で行われた第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会（春高バレー）男子決勝戦で、駿台学園（東京）が東福岡（福岡）をストレートで下し、見事3連覇を達成しました。駿台学園は全国総体、国民体育大会に続いて「高校三冠」の偉業も成し遂げました。
東福岡との接戦を制しストレート勝利
1セット目は駿台学園が櫻井信人のサービスエースで試合をリード。川野琢磨らの強力なスパイクで10-4とリードを広げ、25-21でセットを奪取しました。続く2セット目は一進一退の攻防が展開され、東福岡が照屋舜のブロックなどで粘りを見せましたが、駿台学園が25-22で連取しました。
最終セットでは駿台学園が序盤からリードを広げ、櫻井のバックアタックや植草光稀のサービスエースで圧倒。最後は東福岡のスパイクミスにより、駿台学園が25-17で勝利を決めました。
超高校級の川野琢磨と組織力が光る
駿台学園の快進撃を支えたのは、身長197センチのエース川野琢磨。強力なスパイクと高さを活かしたブロックで攻守にわたり活躍しました。また、試合中の連携力も秀逸で、守備と多彩な攻撃がかみ合い、東福岡に付け入る隙を与えませんでした。
監督の梅川大介氏は試合後のインタビューで「追われる立場で生徒たちは多くのプレッシャーを感じていたと思う。それでも最後までやり切ってくれて本当に誇りに思う」と涙ながらに語りました。
三宅綜大セッター「最後まで勝ち切れてよかった」
駿台学園のセッター・三宅綜大は、優勝の瞬間を「1年間追われる立場だったが、最後まで勝ち切れてよかった」と語り、アタッカー陣を称えました。「最後はスパイカーが頑張ってくれた」とチームの総合力でつかんだ勝利であることを強調しました。
女子も共栄学園が優勝し東京勢がアベック制覇！！
同日行われた女子決勝では共栄学園（東京）が見事なプレーで優勝を果たし、東京代表が男女アベック制覇を達成しました。駿台学園と共栄学園の両校は、同じ東京代表として互いに切磋琢磨し合い、高校バレー界での存在感を示しました。
まとめ
駿台学園の3連覇と高校三冠という偉業は、東京勢の強さを改めて証明しました。選手たちが語るように、この勝利はチーム一丸となった結果です。来年以降も駿台学園の活躍に期待が高まります。
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