【高校野球】夏の甲子園組み合わせ！横浜vs敦賀気比京都国際vs健大高崎智弁和歌山vs花巻東注目初戦続々！！

2025 8/02

2025.08.02

第107回全国高校野球選手権大会（夏の甲子園）の組み合わせ抽選会が8月3日に開催され、出場49校の1〜3回戦の対戦カードが決定した。春夏連覇を狙う横浜（神奈川）は敦賀気比（福井）、昨夏優勝校の京都国際（京都）は昨春センバツ王者の健大高崎（群馬）との激突と、1回戦から注目の好カードが目白押しとなった。

記事のポイント

・横浜は初戦で敦賀気比と対戦、春夏連覇を目指す
・京都国際vs健大高崎が初戦カードに決定、会場騒然
・智弁和歌山vs花巻東、激戦必至の“死のブロック”出現
・開幕試合は創成館vs小松大谷、5日夕方にプレーボール

　【第1日＝5日】
16時：開会式
17時半：創成館（長崎）－小松大谷（石川）
【第2日＝6日】
＜午前の部＞
8時：鳥取城北（鳥取）－仙台育英（宮城）
10時半：開星（島根）－宮崎商（宮崎）
＜夕方の部＞
16時15分：金足農（秋田）－沖縄尚学（沖縄）
18時45分：鳴門（徳島）－天理（奈良）
【第3日＝7日】
＜午前の部＞
8時：横浜（神奈川）－敦賀気比（福井）
10時半：高知中央（高知）－綾羽（滋賀）
＜夕方の部＞
16時15分：津田学園（三重）－叡明（埼玉）
18時45分：旭川志峯（北北海道）－広陵（広島）
【第4日＝8日】
＜午前の部＞
8時：智弁和歌山（和歌山）－花巻東（岩手）
10時半：東洋大姫路（兵庫）－済美（愛媛）
【第5日＝9日】
＜午前の部＞
8時：弘前学院聖愛（青森）－西日本短大付（福岡）
10時半：明秀学園日立（茨城）－聖隷クリストファー（静岡）
＜夕方の部＞
16時15分：青藍泰斗（栃木）－佐賀北（佐賀）
18時45分：市船橋（千葉）－明豊（大分）
【第6日＝10日】
＜午前の部＞
8時：県岐阜商（岐阜）－日大山形（山形）
10時半：北海（南北海道）－東海大熊本星翔（熊本）
＜夕方の部＞以下2回戦
16時15分：高川学園（山口）－未来富山（富山）
18時45分：豊橋中央（愛知）－日大三（西東京）
【第7日＝11日】
8時：聖光学院（福島）－山梨学院（山梨）
10時半：岡山学芸館（岡山）－松商学園（長野）
13時：尽誠学園（香川）－東大阪大柏原（大阪）
【第8日＝12日】
8時：健大高崎（群馬）－京都国際（京都）
10時半：中越（新潟）－関東第一（東東京）
13時：神村学園（鹿児島）－創成館（長崎）対小松大谷（石川）の勝者

横浜、春夏連覇へ向けた大一番

初戦は強豪・敦賀気比と

第3日（7日）第1試合に登場する横浜は、春の選抜を制した王者として挑む夏の甲子園。相手は2015年春のセンバツ覇者・敦賀気比。過去に甲子園で頂点を経験した両校の激突は、開幕早々に頂上決戦のような雰囲気を生むカードとなった。横浜は1998年以来となる春夏連覇を目指し、阿部葉太主将を中心に「史上2校目の複数回春夏連覇」へ意気込みを見せる。

京都国際vs健大高崎、注目の大一番

プロ注目の投手陣が激突

第8日（12日）第1試合で激突する京都国際と健大高崎の一戦は、今大会屈指のビッグカード。京都国際は昨夏の王者であり、健大高崎は昨春のセンバツ王者。健大は最速158キロを誇る右腕・石垣元気を中心に、全国屈指の投手陣を構成。対する京都国際は左腕・西村一毅ら安定感ある布陣を擁し、互いに総力戦となることは必至だ。抽選直後、会場からは大きなどよめきが起きた。

“死のブロック”と化す大会4日目

智弁和歌山・東洋大姫路らが集中

4日目（8日）は、春のセンバツ準優勝・智弁和歌山が花巻東（岩手）と第1試合で対戦し、続く第2試合には東洋大姫路（兵庫）vs済美（愛媛）の強豪対決が組まれた。この4校はいずれも全国制覇、あるいはベスト4以上の実績を持つ常連校で、“死のブロック”と呼ぶにふさわしい激戦区だ。勝ち上がっても厳しい連戦が待っており、選手層の厚さとチーム総合力が問われる。

開幕は史上初の夕方試合

暑さ対策で“薄暮ナイター”導入

大会は8月5日に阪神甲子園球場で開幕。史上初めて午後4時から開会式が行われ、続けて午後5時30分より開幕試合・創成館（長崎）vs小松大谷（石川）が行われる。試合を午前と夕方に分ける「2部制」は、選手の体調管理と安全面を考慮し、大会6日目までの適用が決定。試合前のノック時間も2分短縮され、より効率的な進行が図られる。