【高校野球・関東大会】花咲徳栄が法政二戦あわやコールド負けから9点差大逆転し初戦突破!

・花咲徳栄が0-9から10-9の奇跡的逆転劇
・岩井監督の采配と息子・虹太郎の一発が勝利を呼び込む
・エース黒川が9失点完投、決勝打で雪辱
・春秋関東大会史上最大の逆転劇として記録更新


目次

0-9から10-9、歴史的逆転劇

2025年10月19日に行われた第78回秋季関東地区高校野球大会1回戦で、花咲徳栄(埼玉1位)が法政二(神奈川2位)を相手に0-9から10-9と奇跡的な大逆転勝利を収め、準々決勝進出を決めた。コールド負け寸前からの反撃は、春秋通じて関東大会史上最大の得点差からの逆転劇として歴史に刻まれるものとなった。


エース黒川、打たれても諦めず

前半の大苦戦

先発した2年生右腕・黒川凌大は、序盤から法政二打線につかまり、5回までに10安打を浴びて9失点。ベンチからも不安の色が見え始める中、岩井隆監督は交代を考えず「黒川のチーム」と信じてマウンドを託し続けた。

反撃の兆しと黒川の意地

6回以降は粘りの投球に転じ、以降は無失点。さらに9回には打席でも魅せ、左前へ勝ち越し適時打を放ち自ら試合を決めた。176球を投げ抜き、9回9失点完投という劇的な内容で試合の主役となった。


攻撃陣の大爆発と“家族の絆”

主将・本田と市村の活躍

反撃の口火を切ったのは、6回の奥野の2点適時打。その後、9番打者・市村心が2点タイムリーを放つなど、伏兵たちの活躍が光った。市村は3安打3打点の大活躍で突破口を作り、岩井監督から「彼が流れを変えた」と称賛を受けた。

岩井虹太郎の同点2ラン

8回には、監督の息子であり1番を務める岩井虹太郎が、無死二塁の場面で左越えに同点2ランを放ち球場を揺らした。試合後、「頭が真っ白になった」と語った虹太郎の一発は、父子の絆が生んだ運命の一撃だった。


逆転の裏にあった“4つの指示”

岩井監督が試合中に選手たちへ伝えたのは、以下の4つのシンプルだが深いメッセージだった。

  1. アウトにならない
  2. ランナーをためる
  3. 投手は捕手に聞いてもいい
  4. 低く投げることに集中

この指示が選手たちに浸透し、徹底した“粘りの野球”が奇跡を生んだ。


まとめ

かつて甲子園優勝を経験した名将・岩井監督のもと、花咲徳栄は0―9から10―9という春秋通じて関東大会最大得点差からの歴史的大逆転を達成した。この勝利でセンバツ出場へ大きく前進。準々決勝では地元・甲府工と対戦する。「黒川のチーム」がこのまま関東を駆け抜けるか、今後の試合にも注目が集まる。


ウルトラスポーツ速報編集部
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