記事のポイント
・第107回全国高校野球選手権大会の49代表校が確定
・横浜が春夏連覇に挑戦、京都国際は夏連覇を狙う
・初出場は叡明、未来富山、聖隷クリストファー、豊橋中央、綾羽の5校
・北海が最多41回目の出場を記録
・大会は8月5日、阪神甲子園球場で開幕
◇北海道
【北北海道】 旭川志峯高校 3年ぶり11回目
【南北海道】 北海高校 2年ぶり41回目 夏は全国最多出場
◇東北
【青森】 弘前学院聖愛高校 4年ぶり3回目
【岩手】 花巻東高校 3年連続13回目
【秋田】 金足農業 2年連続8回目
【山形】 日大山形高校 2年ぶり20回目
【宮城】 仙台育英高校 2年ぶり31回目
【福島】 聖光学院 4年連続20回目
◇関東
【茨城】 明秀日立高校 3年ぶり2回目
【栃木】 青藍泰斗高校 35年ぶり2回目
【群馬】 高崎健康福祉大高崎高校 2年連続5回目 春夏4季連続出場
【埼玉】 叡明高校 春夏通じて初出場
【千葉】 市立船橋高校 3年ぶり7回目
【東東京】 関東第一高校 2年連続10回目
【西東京】 日大三高 2年ぶり20回目
【神奈川】 横浜高校 3年ぶり21回目春夏連覇を目指す
◇北信越
【新潟】 中越高校 7年ぶり12回目
【長野】 松商学園 4年ぶり38回目
【山梨】 山梨学院 3年ぶり11回目
【富山】 未来高校富山 春夏通じて初出場
【石川】 小松大谷高校 2年連続4回目
【福井】 敦賀気比高校 3年ぶり12回目
◇東海
【静岡】 聖隷クリストファー高校 春夏通じて初出場
【愛知】 豊橋中央高校 春夏通じて初出場
【岐阜】 県立岐阜商業 3年ぶり31回目
【三重】 津田学園 6年ぶり3回目
◇近畿
【滋賀】 綾羽高校 春夏通じて初出場
【京都】 京都国際高校 2年連続4回目。去年の優勝校
【大阪】 東大阪大柏原高校 14年ぶり2回目
【兵庫】 東洋大姫路高校 14年ぶり13回目
【奈良】 天理高校 3年ぶり30回目
【和歌山】 智弁和歌山高校 2年連続28回目
◇中国
【岡山】 岡山学芸館高校 2年連続4回目
【広島】 広陵高校 3年連続26回目
【鳥取】 鳥取城北高校 2年連続7回目
【島根】 開星高校 8年ぶり11回目
【山口】 高川学園 4年ぶり3回目
◇四国
【香川】 尽誠学園 9年ぶり12回目
【徳島】 鳴門高校 3年ぶり15回目
【愛媛】 済美高校 7年ぶり7回目
【高知】 高知中央高校 2年ぶり2回目
◇九州・沖縄
【福岡】 西日本短大付属高校 2年連続8回目
【佐賀】 佐賀北高校 6年ぶり6回目
【長崎】 創成館高校 3年連続5回目
【熊本】 東海大熊本星翔高校 2年ぶり4回目
【大分】 明豊高校 5年連続11回目
【宮崎】 宮崎商業 2年連続7回目
【鹿児島】 神村学園 3年連続8回目
【沖縄】 沖縄尚学高校 2年ぶり11回目
春夏連覇と連続出場に注目
横浜、1998年以来の偉業に挑む
第107回全国高校野球選手権大会の出場校が出そろい、神奈川代表の横浜高校は、今年3月の選抜高校野球大会で19年ぶりに優勝。今回、1998年に松坂大輔投手を擁して達成した春夏連覇以来の快挙に挑む。春夏連覇達成となれば史上9校目、同一校による複数回の春夏連覇は大阪桐蔭に続く史上2校目となる。
京都国際、夏連覇へ
昨夏の全国制覇を成し遂げた京都国際は、今大会も地方大会を制し2年連続の甲子園出場を果たした。夏の大会連覇は、2004~05年の駒大苫小牧以来20年ぶりの快挙となる。史上7校目となる連覇達成に全国の注目が集まっている。
初出場5校が堂々の聖地初踏破
叡明・未来富山・綾羽など新たな風
今大会では、春夏通じて初の甲子園出場となる高校が5校誕生した。埼玉の叡明、富山の未来富山、静岡の聖隷クリストファー、愛知の豊橋中央、滋賀の綾羽が、その歴史に新たな1ページを刻んだ。未来富山は通信制高校として全国初の甲子園出場という快挙を達成。綾羽は滋賀学園との激戦を制し、県勢の勢力図を塗り替える存在となった。
名門校と古豪が再び甲子園へ
最多出場は北海、復活の青藍泰斗
南北海道の北海は、2年ぶりに出場を決め、夏の甲子園最多となる41回目の出場。松商学園(長野)は4年ぶり38回目の出場、日大三(西東京)は2年ぶり20回目と、全国各地の名門校が今年も顔をそろえた。特に青藍泰斗(栃木)は前身の葛生高校以来、35年ぶりの甲子園出場となる。
注目選手の登場も
群馬の健大高崎には、選抜大会で最速155キロを記録した石垣元気投手が所属し、再びその剛腕に注目が集まる。西日本短大付(福岡)、明豊(大分)、智弁和歌山(和歌山)など、春夏連続出場の強豪校も名を連ね、戦力が拮抗する大会となりそうだ。
大会日程と組み合わせ
開会式は史上初の夕方開催
大会は8月5日に阪神甲子園球場で開幕。暑さ対策の一環として、午後4時から開会式を実施し、その後午後5時半から開幕試合が行われる。試合も午前と夕方の2部制で実施され、熱中症対策に配慮した日程が組まれている。組み合わせ抽選は8月1日に主将によるオンライン抽選、3日に大阪市内で本抽選が行われる予定。
まとめ
第107回全国高校野球選手権大会には、伝統校、初出場校、春夏連覇を狙う強豪と、様々な想いを胸にした49校が顔をそろえた。8月5日からの熱戦では、どの高校が“令和の新王者”として夏の頂点に立つのか、その戦いの行方から目が離せない。
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