・巨人が浦和学院・藤井健翔内野手をドラフト6位で指名
・高校通算35本塁打、打球速度160km超の圧倒的パワー
・岡本和真を目標に「日本を代表するスラッガー」を誓う
・“浦学のジャッジ”と呼ばれるスケールとロマンに期待
・指名挨拶では阿部監督のサイン入りパスに笑顔
ドラ6で未来の主砲候補を獲得
巨人が2025年のプロ野球ドラフト会議で、浦和学院の藤井健翔内野手(18)を6位指名した。指名順位は最終ながら、高校生として唯一の支配下指名となった藤井は、体格・打撃ともに規格外の逸材。“浦学のアーロン・ジャッジ”とも称される注目スラッガーは、「改めて覚悟ができた」とプロの世界へ強い決意を語った。
高校通算35本塁打を誇り、打球速度は160kmを超える。181センチ・96キロの恵まれた体格から繰り出される豪快なスイングは、スカウト陣から「パンチ力が高校生離れしている」と高評価を受けており、逆方向にも長打を打てる柔らかさとパワーを兼ね備える。
指名時の藤井は「名前が呼ばれず焦りもあったが、やるべきことはやってきた」と胸を張った。3回戦敗退に終わった夏の埼玉大会を経ても、「プロ1本」の夢を諦めることなく努力を重ねてきた。
憧れの背中を追って
藤井の理想像は、まさに巨人が誇るスラッガー・岡本和真だ。中学時代から岡本の打撃フォームを自室に飾り、研究を重ねてきたという。今オフ、岡本はメジャー挑戦を表明しており、すれ違いには複雑な思いもあるが、「日本にいる限り、背中を追い続けたい」と語る。
阿部慎之助監督も「未来の岡本になってほしい」と期待を寄せており、藤井も「一日でも早く東京ドームでプレーしたい。ホームラン王を目指して頑張る」と意気込みを新たにした。
打撃だけじゃない、守備でも魅せる
藤井はスラッガーとしての打撃だけでなく、守備でも高評価を受けている。一塁・三塁を守れる器用さと、大柄な体格ながら柔らかなハンドリングが持ち味。担当スカウトも「打てるサードとして将来が楽しみ」と期待を込める。
さらに中学時代までは捕手としてプレーしていた経験もあり、野球IQやリーダーシップにも注目が集まっている。小学生時代から阿部監督の背番号10を身に着けて練習していたというエピソードも、球団との縁を感じさせる。
同期ライバルとの絆も刺激に
同じ埼玉県からは、ロッテ4位の櫻井ユウヤ内野手、西武5位の横田蒼和内野手といった高校球界の仲間もプロ入り。指名漏れとなった盟友・垣内凌は東都大学リーグへ進む道を選んだが、「それぞれの舞台で頑張っていこうと励まし合った」と、切磋琢磨し合う関係が成長の糧になっている。
まとめ
高校通算35本塁打、スイングスピード160キロ超。浦和学院・藤井健翔は、そのスケール感とパワーでプロの世界に飛び込む。“未来の岡本”としての期待を一身に背負いながら、本人も「ホームラン王、日本を代表するスラッガーになりたい」と語るその表情には、確かな覚悟と夢が宿っていた。
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