【フットゴルフ】フットゴルフを楽しむ皆様にお願いです

昨日は非常に悲しいことがありました。

当協会公認コースのセブンハンドレッドクラブさんが、Twitterで以下の投稿をされていたのです。

まず、フットゴルフの認知拡大とともにルールやマナーも啓蒙しなければならない当協会として、競技をお楽しみいただく皆様への啓蒙が行き届いていないことをお詫び申し上げます。また、セブンハンドレッドクラブ様や、日頃競技のルールを守り、フットゴルフおよびゴルフとゴルフ場でのマナーに沿いフットゴルフをお楽しみの皆様にも不快な思いをさせてしまったことをお詫びいたします。大変申し訳ございませんでした。

一方で、このツイートや当協会Twitterでのツイートに対する引用RTなどで、多くの皆様から「マナーを守って楽しもう」など、マナーを啓蒙するコメントをいただけたこと、大変感謝しております。誠にありがとうございました。

当協会は2014年2月の発足以来、一貫してフットゴルフをプレーする舞台である各ゴルフ場様やゴルファー、そしてゴルフに対し最大限の敬意を払い、フットゴルフの普及に努めてまいりました。特に新スポーツであるフットゴルフをゴルフ場に導入いただくことにあたっては、コースでのマナーの遵守を掲げ、フットゴルフをお楽しみいただく皆様にもマナー遵守のご協力をお願いしてきた次第です。

そうした中でのこうした行為は、非常に悲しく、また残念な出来事です。このULTRASPORTSでは、本来、フットゴルフの魅力を伝えるために執筆させていただいております。そんな中で、こうしたネガティブなことをお伝えすることには、正直なところ葛藤があり躊躇もしました。しかし、本件が起きたことを皆様にお知らせすることで、当協会のマナー周知が至らなかったことを深く受け止め、これまで以上の啓蒙に努めるきっかけにできればと考えております。

あらゆるスポーツにはルールとマナーがあり、そのスポーツを楽しむ場所には、やはり然るべきルールとマナーがあります。そしてご存知の通り、フットゴルフをお楽しみいただけるゴルフ場には、クラブハウスやプレー時の服装や振る舞いなどマナーがあります。フットゴルフをプレーされる際には、必ずこうしたマナーに沿ってお楽しみいただければと思います。(各ゴルフ場のドレスコードやマナーについては、それぞれのホームページでご確認ください)

当協会では、今回のような振る舞いは「土足で他人の家に上がる」ことと同じであると考えています。しかもグリーンキーパーさんやコース管理者さんが丹念にメンテナンスしているグリーンを傷付けています。セブンハンドレッドクラブ様のツイートにあるようにグリーンはゴルフ場の“命”です。仮に「お客なんだから」「お金を払っているから」何をしても良いということなのだとしたら、当協会として看過できません。

また、本件についてマナー違反というお言葉もいただいておりますが、フットゴルフではスパイクの着用は「禁止」です。規則(規則2-3-1)にも記載されています。つまりマナーをリスペクトいただいていないというだけでなく、規則違反です。特に不適切なシューズの着用は失格の対象です。イエローカードというかレッドカードです。とてもカッコ悪いです。

これからもルールを守り、フットゴルフをお楽しみいただくことを願うばかりです。

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この記事を書いた人

田村 一人のアバター 田村 一人 一般社団法人日本フットゴルフ協会理事

フットゴルフは、サッカー(フットボール)とゴルフが融合したスポーツで、2009年にオランダでルール化。サッカーボールの5号球を使い、ゴルフコースで9ホール、または18ホールをラウンドしてスコアを競います。国際フットゴルフ連盟(FIFG)が設立されて以降、欧米を中心に40カ国以上で楽しまれており、2012年が第1回大会となったW杯は、これまで3回開催されており2023年5月には米国での第4回大会開催が決定しています(第4回大会は当初、日本で2020年に開催予定でしたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年に延期となり、その後もコロナ禍となっていたため中止)。フットゴルフ先進国のアメリカでは、既に600コース以上でフットゴルフがプレーでき、イギリスでもその数は200を越えるなど、その認知度は急速に高まっています。当協会は2014年2月に創設され、国内唯一のFIFG加盟団体として、同連盟とともに世界的なフットゴルフの普及に取り組み、2028年ロス五輪での正式種目化に向け活動しています。

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