2025年12月4日、名古屋市のIGアリーナで開催されたフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル男子ショートプログラム(SP)において、鍵山優真選手が自己ベストとなる108.77点を記録し、首位発進を果たしました。
出典元:フィギュアGPファイナル2025:鍵山、SP自己ベスト首位発進!
鍵山優真、自己ベスト更新で首位発進
鍵山選手は、冒頭のコンビネーションジャンプを完璧に決め、続く4回転サルコーや3回転アクセルも成功させるなど、安定感のある演技を披露しました。この結果、自己ベストを0.65点更新する108.77点を獲得し、首位に立ちました。演技後には右拳を握りしめて喜びを爆発させ、「約4年間、自分の高い高い壁に阻まれていた。自己ベストを更新できて、まだ高いところを目指せると伸びしろを感じた」とコメントしています。
佐藤駿、シーズンベストで2位発進
同じく日本代表の佐藤駿選手は、冒頭の4回転ルッツを着氷し、その後のコンビネーションジャンプも成功させるなど、粘り強い演技を見せました。3回転アクセルでのミスを最小限に抑え、シーズンベストとなる98.06点を記録し、2位につけました。佐藤選手は「シーズンベストを出すことができてうれしい」と語りつつ、「まだ100点という目標が達成できていないので、全日本で出せるようにしっかり頑張っていきたい」と意気込みを示しています。
絶対王者マリニン、4回転アクセルで苦戦し3位
3連覇を狙うイリア・マリニン選手(アメリカ)は、冒頭に4回転アクセルに挑戦しましたが、着氷が乱れて単発となり、予定していたコンビネーションジャンプが不成立となりました。その後の演技はまとめたものの、SPの得点は94.05点で3位スタートとなりました。
今後の展望と日本勢の活躍
今回のGPファイナルは、来年2月に開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪の前哨戦として位置付けられており、各選手にとって重要な大会となっています。特に日本勢の活躍が目立ち、鍵山選手と佐藤選手が1位、2位と好位置につけています。今後のフリープログラムでの演技が、五輪代表選考にも大きく影響を与えることが予想されます。鍵山選手は「今日はしっかりと自分に集中できた」と語り、佐藤選手も「今日以上の演技をして、会場の皆さんと笑顔で帰れるようにしたい」と意気込んでいます。
まとめ
GPファイナル2025の男子ショートプログラムでは、鍵山優真選手が自己ベストを更新し首位発進、佐藤駿選手が2位、絶対王者マリニン選手が3位という結果となりました。日本勢の活躍が際立つ中、今後のフリープログラムでの演技に注目が集まります。
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