記事のポイント
〇織田信成が11年ぶりの全日本フィギュア選手権に出場し、4位に輝く
〇冒頭の4回転トウループで転倒も、3回転アクセルなど大技を成功させた
〇「豊かなスケート人生だった」と感謝の言葉を口にし、今季限りで引退を表明
ベテランの意地を見せた演技
2024年12月21日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた全日本フィギュアスケート選手権男子フリーで、37歳の織田信成(大阪スケート倶楽部)が合計234.68点を記録し、4位に入賞しました。一度は2013年に現役を退きながらも2022年に復帰し、再び全日本の舞台で観客を魅了しました。
前日のショートプログラム(SP)では、4回転トウループからの連続ジャンプを決めるなど5位スタート。臨んだフリーでは冒頭の4回転トウループで転倒するも、その後の3回転アクセルなどを確実に成功。熟練のステップやスピンでは、11年ぶりに「織田ワールド」がリンクに広がりました。演技終了後にはスタンディングオベーションが起こり、織田は深々とお辞儀をして観客に感謝の気持ちを伝えました。
「家族の支えが力に」
織田は演技後のインタビューで、「フィギュアスケートに向き合わなければわからなかった苦しさも楽しさも経験できた。家族の支えがあったからここまで来られた」と感謝を語りました。また、今季限りで現役引退する意向を改めて表明し、「豊かなスケート人生だった」と振り返りました。
新たな夢へ
今後、織田は岡山で開催される国民スポーツ大会冬季大会(旧冬季国体)を最後の舞台にします。競技からは退きますが、アイスショーやスケートの普及活動など、次のステージに進む意欲を見せています。「滑る楽しさを伝えたい」と語る彼の新たな挑戦が注目されます。
鍵山優真が全日本初V!ジュニア・中田璃士が2位
ショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(21・オリエンタルバイオ/中京大)がフリーで貫禄の演技を披露し、合計297.73点で全日本初優勝を飾った。昨季ジュニアGPファイナル王者でSP2位の中田璃士(16、TOKIOインカラミ)は、フリーも会心の演技で合計263.99点の2位に。壷井達也(22、シスメックス)がSP14位から順位を大きく上げ、247.31点の3位で初の表彰台入り。
【男子シングル結果(合計点)】
1. 鍵山優真 297.73点
2. 中田璃士 263.99点
3. 壷井達也 247.31点
4. 織田信成 234.68点
5. 友野一希 233.95点
まとめ
全日本選手権で観客を感動させた織田信成のパフォーマンスは、年齢を超えた挑戦と努力の象徴でした。長年の応援に感謝を示し、彼はフィギュアスケート人生に新たな区切りをつけました。
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