記事のポイント
・クラブW杯決勝T1回戦、バイエルンがフラメンゴに4-2勝利
・ケインが2ゴールで公式戦41得点目を記録
・準々決勝は7月5日にパリ・サンジェルマンと激突
ケインの2発でフラメンゴ粉砕、バイエルンが主導権握る
FIFAクラブワールドカップ2025の決勝トーナメント1回戦が6月29日(日本時間30日)に行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がフラメンゴ(ブラジル)と対戦し、4-2で勝利を収めて準々決勝進出を決めた。
開始早々の6分、バイエルンがセットプレーから試合を動かす。ヨシュア・キミッヒのコーナーキックに反応したフラメンゴのプルガルがヘディングでクリアを試みるも、自軍ゴールに吸い込まれる不運なオウンゴールで先制点を献上。これで勢いづいたバイエルンは3分後の9分にも追加点を奪う。敵陣でボールを奪ったウパメカノからつながれたボールを受けたエース、ハリー・ケインが左足で強烈なミドルシュートを叩き込み、早くも2点のリードを得た。
一進一退の攻防、粘るフラメンゴを突き放す
前半33分、反撃に出たフラメンゴは左サイドからの流れるようなパスワークを経て、ゴール正面でジェルソンが左足を振り抜く。ノイアーの頭上を破る一撃で1点を返すも、バイエルンはその8分後、再び試合を動かす。
フラメンゴのクリアボールを拾ったレオン・ゴレツカが、ボックス手前から右足で思い切りよくミドルシュート。低く鋭いシュートがゴール左に突き刺さり、前半を3-1で折り返した。
PKで1点差に迫られるも、ケインが再び突き放す
後半はフラメンゴの猛攻で始まる。53分、アラスカエタのクロスがマイケル・オリーズの手に当たり、VARの末にフラメンゴにPKが与えられる。これを新加入のジョルジーニョが冷静に決め、再び1点差の緊迫した展開に。
だが73分、バイエルンが勝負を決定づける。自陣でボールを奪い返した後、キミッヒが絶妙な縦パスを供給。走り込んだケインがマーカーを外して右足で流し込み、この日2点目を記録。試合を4-2とし、フラメンゴの反撃の芽を完全に摘み取った。
まとめ
公式戦41得点目をマークしたケインの存在感が光った一戦。バイエルンは高い位置からのプレッシングと効率的な攻撃で南米の強豪を打ち破った。準々決勝では、欧州王者パリ・サンジェルマンと激突。CLでも対戦経験のある相手との再戦に、エースは「自分たちなら勝てる」と意気込む。
欧州と南米のサッカー文化が交錯する中で、バイエルンが世界一を懸けて歩みを進めている。
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