試合結果と記事のポイント
・ロコ・ソラーレ、準決勝で北海道銀行に5-11で敗戦
・スキップ藤沢五月、第3エンドで痛恨のミスによる4失点
・第5エンドで2点スチールするも、後半は北海道銀行が圧倒
・9月の五輪代表候補決定戦はSC軽井沢ク、今大会優勝チームと三つ巴に
藤沢五月の痛恨ミス、北海道銀行に圧倒される展開
カーリング日本選手権の女子準決勝が2月8日、横浜BUNTAIで行われた。18年平昌五輪銅、22年北京五輪銀と2大会連続メダルを獲得しているロコ・ソラーレは、北海道銀行と対戦。しかし、5-11で敗れ、2年ぶりの優勝は叶わなかった。
試合序盤から苦しい展開が続いた。第1エンドでは北海道銀行のフォース田畑百葉がダブルテークアウトを決め、先制の2点を奪取。第2エンドでは藤沢五月がダブルテークアウトを成功させ、2-2の同点に持ち込んだ。しかし、第3エンドで試合の流れが大きく傾く。藤沢の最終投がスルーする痛恨のミスとなり、北海道銀行が4点を奪うビッグエンドを作った。この結果、2-6と一気に点差が開いた。
追い上げるも及ばず、北海道銀行が決勝へ
ロコ・ソラーレは不利な先攻の第5エンドで2点スチールに成功し、5-6と1点差に迫る。しかし、第7エンドで1点スチールを許し、第8エンドでは再び藤沢のドローショットが短くなり、3点スチールを献上。これにより5-11となり、ロコ・ソラーレはコンシードを選択。敗戦を受け入れた。
試合後、藤沢は「4点取られたエンドがキーだった。すべては私の責任」と悔しさを滲ませた。
ロコ・ソラーレ、五輪代表決定戦へ 厳しい戦いが続く
ロコ・ソラーレが3位となったことで、26年ミラノ・コルティナ五輪の代表争いはSC軽井沢ク、そして今大会優勝チーム(フォルティウスまたは北海道銀行)との三つ巴に決まった。五輪代表候補決定戦は9月末までに開催される予定だ。
また、今大会の優勝チームは3月に韓国で開催される世界選手権へ出場し、日本の五輪出場枠獲得に挑む。もしここで出場権を得られなかった場合は、12月の世界最終予選に回ることになる。
藤沢は「約半年間、自分たちのできることをもう一度一からやり直す。最高のパフォーマンスを目指す」と前を向いた。チームとしての課題を修正し、代表決定戦でのリベンジを期す。
まとめ
ロコ・ソラーレは準決勝で北海道銀行に5-11で敗れ、2年ぶりの優勝を逃した。試合は第3エンドで藤沢五月の痛恨ミスが響き、追い上げる展開となるも、終盤に突き放された。これにより、ミラノ・コルティナ五輪の代表候補決定戦へ進むことが確定し、9月にSC軽井沢ク、今大会優勝チームと代表の座を争うこととなった。藤沢は「一からやり直す」と前を向き、五輪切符を懸けた大一番に挑む。
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