【中日ドラゴンズ】井上一樹監督のビジョン伝わる補強姿勢 強竜復活のカギは若竜か

井上一樹新監督の色が出始めています。

中日は2024年ドラフト会議で目玉の金丸夢斗投手(関大)の交渉権を獲得。見事なスタートを切り、次なる注目は補強に移りました。

立浪和義前監督が率いていた昨オフとは違った補強姿勢に、井上監督のビジョンが見えてきました。

目次

三浦瑞樹投手のみ補強

11月25日現在、中日がドラフト以外で新戦力の獲得が報じられたのは前ソフトバンクの三浦瑞樹投手のみ。

三浦投手は今季、2軍で最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕。ドラフト上位で金丸投手、吉田聖弥投手(西濃運輸)と即戦力候補の左腕を指名していましたが、さらに左腕を補強しました。

小笠原慎之介投手のメジャー挑戦、大野雄大投手(36)、松葉貴大投手(34)の年齢を考慮した補強であることは明白で、ドラフトに続き補強ポイントに合致した動きをみせました。

国内FA権を行使した福谷浩司投手、絶対的守護神のR・マルティネス投手の去就が不透明なことも影響していますが、昨年に比べて補強の動きは活発ではありません。

井上一樹監督のビジョン

昨オフは中田翔選手をはじめ、中島宏之選手、上林誠知選手、山本泰寛選手など実績豊富な選手を次々に獲得。激しい血の入れ替えによって、チームを改革したいというメッセージが伝わってきました。

一方、今オフの補強姿勢からは、井上監督が立浪前監督の作ったチームを活かしたいという意図が伝わってきます。

内野では村松開人選手、福永裕基選手、田中幹也選手が台頭し、外野では細川成也選手が打線の顔に成長しました。

投手陣では高橋宏斗投手が最優秀防御率、松山晋也投手が最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、頼もしい若竜が着実に育ってきています。

チームは3年連続最下位と厳しい状況から抜け出せていませんが、強竜復活へ土台は出来てきています。

今いる選手を底上げして上位進出を狙いたいという井上監督のビジョンが伝わってきます。

今後の動きは・・・

今後は主力の残留要請を行いつつ、新外国人選手を中心に補強を進めていくことが予想されます。

支配下枠は流動的ではありますが、補強する余地はまだまだ残されています。

大型補強に踏み切る可能性も残される中で、ここまでの動きはチーム課題を着実に補うピンポイントの補強。

井上監督1年目のカギは若竜が握ってきそうです。

ウルスポをフォローしよう

この記事をシェア

この記事を書いた人

中日ドラゴンズに関する投稿を行います。

プロ野球、高校野球、東京六大学野球も強みとしています。

ドラフト候補選手も取り上げます。

ライター志望の24歳です。

お仕事のご依頼・ご相談お待ちしています→yasugons0827@gmail.com

コメント

コメントする

top
目次
閉じる