富山グラウジーズがB1復帰後、待望の初勝利を飾った。
5日に京都市体育館で行われた京都ハンナリーズ戦を96―91で制し、B1での勝利は2024年1月以来、実に637日ぶり。ブースターの歓喜が会場を包んだ。
・富山グラウジーズが京都に96―91で勝利
・B1での白星は637日ぶり(2024年1月以来)
・トレイ・ケルが逆転3P、モータム21得点、モラン20得点
・田中晴瑛が7アシストと攻守に貢献
・次節は11、12日に川崎とホーム開幕戦
逆転3Pで流れ一変、富山が雪辱を果たす
前日の初戦で9点差をつけられ敗れた富山は、リベンジに燃えてコートへ。先発は岡田雄三、ブロック・モータム、宮本一樹、ヤニス・モラン、田中晴瑛の5人。第1クオーターはモランの先制点でリズムを掴むも、京都の古川孝敏に3Pを許してリードを奪われた。
しかし第2クオーター終盤、今季新加入のトレイ・ケルがセンターライン付近から放った超ロングレンジ3ポイントで逆転。この一撃が流れを大きく変え、前半を51―49で折り返す。後半も一進一退の展開が続いたが、終盤にモータムとモランの連続得点で主導権を握り、最後までリードを守り切った。
モータム21得点、モラン20得点のWエース
モータムが21得点でチームトップ、モランも20得点と存在感を発揮。B1デビュー戦となった岡田は13得点、田中は7アシストを記録し、若手とベテランがかみ合った。
試合後、田中は「2日目の試合で勝ちきることができて良かった。この勢いをホームでも続けたい」と笑顔。チーム一丸の勝利を強調した。
ブースター歓喜、長い低迷を乗り越えて
この日の京都市体育館には富山のブースターも多数来場。久々のB1勝利に、終了のブザーと同時に歓声が爆発した。試合後には富山県の新田八朗知事も選手たちを祝福。
ヘッドコーチのダビー氏は「この勝利をけがで不在の野﨑由之選手に贈りたい。長い間B1で勝てなかったが、選手やスタッフ、ファンの努力が結実した」と語り、感慨深げに勝利を振り返った。
ホームで川崎と激突、さらなる飛躍へ
富山グラウジーズは11日、12日に富山県総合体育センターで川崎ブレイブサンダースを迎え、ホーム開幕戦に臨む。B1復帰初勝利でつかんだ勢いをそのままに、地元のブースターとともにさらなる飛躍を狙う。
まとめ
富山グラウジーズが京都を96―91で破り、637日ぶりのB1勝利をつかんだ。トレイ・ケルの逆転3Pやモータム、モランの活躍でつかんだ白星は、長い低迷を乗り越えた象徴の一勝。11日からのホーム開幕戦でも、熱い富山バスケを見せてくれるはずだ。
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