東京を中心に大人初心者・ブランク向けにバスケットボールサークルを開催するHi-Five Basketball。
2023年5月と6月にサークル内リーグ戦「The League Season 2」が開催された。
私もそのリーグ戦に参加させてもらったが・・・
想像以上の熱量に、ますますバスケットボールのすばらしさ、楽しさを知ることになる。
2022年10月に Hi-Five Basketball の代表である高瀬雄こと「モケ」のバスケについて投稿した記事の中でリーグ戦について触れたが、それが First Season であった。
リーグ戦の様子を聞いていただけに、機会があれば参加したいと思っていたのだ。
私の体験を通じて、4日程で行われるリーグ戦の過程・熱量を、同じくバスケットボールを開催する団体やこれからバスケットボールを始める方に少しでも伝えたいと思う。
リーグ戦にエントリー
リーグ戦には興味はあったものの私が40代半ばということもあり、若者の中に飛び込むことにやや不安があった。
しかし有難いことに練習会で「リーグ戦にエントリーしないんですか?」と多くの方に声をかけてもらい参加を決意。
モケからも「もう後には戻れない熱さ面白さですよ!」と、参加を後押ししてもらったのだった。
参加募集が始まったらすぐにエントリーしないとすぐに枠が埋まってしまう!と方々から聞き、注目度の高さに驚きつつエントリー漏れしないように、募集開始当日はスマートフォンを手元に準備して時間まで待機。
翌日中にはエントリー締め切りでキャンセル待ちとなっていたが、中には観戦希望、審判での参加、カメラ撮影、スコアシート記入、運営サポートでの参加表明も多数寄せられていたことに驚いた。
積極的にリーグ戦を盛り上げようとするHi-Fiveメンバーの意欲と熱量の高さを、エントリー時点から感じたのだった。
First Season 参加メンバーからの声
下記はリーグ戦 First Season 参加メンバーからの声である。
私が最も目を引いたのが
「対外は怖くても、ここなら皆身内、いつもより一段階上の真剣勝負が余計な不安なく経験できる!」
試合参加に興味を持ち始めた大人初心者や、ブランク選手が一歩を踏み出す環境やきっかけがここにある。
チーム分け発表
4月上旬にエントリーが開始、「The League Season 2」参加者用掲示板が立ち上がる。
4月下旬にチーム分けが発表され、各チーム専用の掲示板も立ち上がる。
全プレーヤー36名(男性26名・女性10名)、1チーム9名の4チームで構成。
エントリー締め切りからチーム分け発表までの約2週間、どういったチーム分けになるのか、参加者はワクワクしながら待ちわびていた。
そしてこのチーム分けが実に絶妙な振り分けであり、拮抗する試合から接戦続きとなる戦いを演出することになるのだった。
チーム名にも想いを
チーム名がモケから各チームに発表がされた。
● DOPE
● FREAK
● LIT
● SWAG
私はチームLITとして参加することに。
モケからは「熱い!アッツい!ホット🔥」のスラングであるLITを命名、「アッツアツで手のつけられないチームになりますように!」と想いを込めてと。
各チームにも同様にモケの想いが込められたメッセージが送られたのだろう。
開幕カード・ルール・連絡事項の共有
リーグ戦は、1日2試合、5月に2回、6月に2回の4日程で開催。
第3節まで総当たり、最終日は3位決定戦と決勝戦が行われる。
初戦のカードが発表され、当日のタイムスケージュールやローカルルールが発表された。
もちろん会場づくりは全員で行う。
ローカルルールもあり、例えば「女性がシュート時に男性がジャンプした時点でフリースロー確定」といったルールなどがある。
※他にも「シュートファールに関わらず、男性が女性にファールしたら+1点(バスカンも同様に加点)」などがある。
先に言ってしまうと、このルールのおかげで会場は大盛り上がり。
シュート力があるのでついついジャンプする男性が出てくるのだが、その度に会場は「跳んだ!跳んだ!」と大騒ぎと大笑いが発生することになる。
時間も8分4Qで、この8分がまた丁度よくQ事4分で選手交代となるが、ブランク選手でも体力がもつタイムスケジュールである。
そして、初戦前にはモケから全体周知で、激しい体当たりのスクリーンやアンダーカットについて注意喚起がなされるのだった。
参加者を知ることでワクワクが増す
同じサークルといえど、仕事や生活圏の違いもあり練習を共にする機会がなかったり、私がまだ新参に近いこともあって、参加者全員を見渡した時に知る人の方が少なかった。
同じチームメイトも、幾度か練習を共にした顔馴染みもいたが、ほぼ初めまして状態。
※後に過去の練習会参加写真をみたら、実は一緒に練習をしていたなど、そんな盛り上がりもあった。
チームメイトで挨拶を交わしたのち、各チームのプレーヤー情報を持ち寄ることにしたが、身内だからこそできることであり、こうしてHi-Fiveメンバーを知ることができるのがとても嬉しく感じた。
※恐らく他チームでも同様に参加者情報を持ち寄ったのだろう。事前に参加者を知ることで、見知らぬ同士でも後々お互いが声をかけやすい環境が自然にできていたと振り返る。
そしてマッチアップすることになるであろうプレーヤーが見えてくると、ワクワクしてくるのだった。
チームで作戦を練る
チームLITはLeagueが始まる前に、モケが準備した練習用体育館で9名中7名が集まり練習が行えた。
残念ながら私は参加できなかったが、練習の様子や集合写真が送られてくると、無性に嬉しくなった。
その後も初戦を迎えるにあたり、掲示板でオフェンス、ディフェンス、ローテーションについて意見を出し合い、方向性を決めていったのだった。
自チームと初戦対戦相手の特徴も考え、我々は3ー2ゾーンを要所で使うことにした。
さてこの3ー2ゾーンがうまく機能するのか・・・。
チームLITは男性7名、女性2名。
皆、経験者ではあったがほぼブランクプレーヤーで数ヶ月前にバスケを再開した者も。
どのチームも力量においてバランスよく振り分けられているが、LITも非常にバランスの良いチームであり、コミュニケーション状態も良い。
試合でプレーする前から結束力が高まり
「早くこのチームで試合がしたい!そして勝ちたい!」
全員がそう思えるコンディションとなった。
そして私が今大会での最年長参加者。
どこまで若者達に通用するか。
ワクワクした状態で第1節を迎えるのだった。
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