【バスケットボール】12月21日はバスケットボールの日!みんなで祝いましょう!

12月と言えばクリスマスですよね!これは誰でも知っています。

2022年の12月は伝説的スポーツ漫画の「SLAM DUNK」の新作映画が公開になるなどバスケットボール好きには特別な12月になりますが・・・。

忘れてならないのは「12月21日はバスケットボールの日!」だということ。

だけどバスケットボールをやっている人にも、意外と知られていない記念日なのです。

今年からバスケットボールを始めた方もたくさんいると思いますので是非知ってほしいし、バスケ経験者にはまだ知らない方に、もっとバスケットボールに興味を持って楽しんでもらうために歴史を振り返りながら伝えて欲しいです!

では、どんな日なのか?みてみましょう!

目次

「12月21日はバスケットボールの日!」はどんな日?

「12月21日」は初めてバスケットボールが競技として試合が開催された日です。そのため「12月21日はバスケットボールの日!」なのです。

この日を知っていただくとともに、まだ知らない誰かに伝えて欲しいのでポイントを箇条書きします!

  • 1891年(明治24年)12月21日に初めて試合が開催!
  • 試合はアメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールドにある国際YMCAトレーニングスクール(現スプリングフィール大学)で行われた!
  • カナダ出身の体育教師ジェイムズ・ネイスミス氏によって考案された!
  • 雪深い地方のため冬場には学生のやる気はイマイチ!屋内でみんなが楽しみながらできるボールスポーツの考案を上司に依頼されたのがきっかけ!
  • 当時使われたボールはサッカーボールだった!
  • 初めて競技として試合を行う時に、ゴールとして45㎝の箱を用意する予定が準備できず、代わりに使われたのが桃の籠(Basket)だった!ちなみに今でもリングの内径は45㎝(内径450㎜~459㎜以内)
  • ゴールは籠で底が抜けていなかったので、ボールが入るといちいち籠からボールを取る必要があった!
  • 体育館のバルコニー下にゴールを据え付けた時の高さが3.05mで、今もその高さは変わっていない
  • バルコニーの見学者が柵から手を出しゴールを妨害!その対策に網がつけられ、それが今のバックボードになる!
  • 今は1チーム5人だが、当初は1チーム9人だったのでコートには18人の選手がいた。しかしファールが頻発して大半が退場者となった(当初は2回ファールで次のシュートが成功するまで退場)!
  • 当初は13条のルールからスタート!この時から5秒ルールが存在していた!
  • 「ボールを持ったまま走ることは禁止」というルールがあったが、まだドリブルはなく、どうにかボールを運ぶための手段が発展して後にドリブルが生れる
  • ゴールに籠(Basket)が使われたこともあり、学生の案で「バスケットボール」と名付けられた
  • なんとこの記念すべき最初の試合に、石川源三郎という日本人がいた

初めての試合から、バスケットボールが面白いと評判になり急速に広まっていったそうです。

バスケットボールはエキサイティングなスポーツですから、きっと当時から画期的と話題になったのでしょう!

当時の様子を想像してみるのも面白いです。

当時はさらにエキサイティングなスポーツだった?ルール発展の背景

バスケットボールは時に接触も伴う激しいスポーツです。どうやら当時はボール保持者へのディフェンスがかなり強烈だったようです。

バスケットボールは、ラグビーやサッカー、ラクロスを参考に、ジェイムズ・ネイスミス氏が少年時代に遊んだ「Duck on the Rock(岩の上のアヒル)」という鬼ごっこ要素を含んだ石投げ遊びもヒントとなって考案されているそうです。

タックルなど体の接触から怪我を避けるため、ルールにも「相手を小突く、つかむ、押す、つまずかせる、叩くことは禁止」といった条項が初めから盛り込まれていましたが、退場者が続出する熾烈な状況だったようです。

強烈なディフェンスに対応するためにとった選手の動きをヒントにピボットが生れました。

「ボールを持ったまま走ることは禁止」のルールと強烈なディフェンスに対応するためにドリブルの原型ができたりと、13条のルールからスタートして様々な課題に対応するよう追加や改良が重ねられてきました。

他にも、高身長選手がゴール下を陣取ってしまうのを制限するためにゴール付近に制限区域を設け3秒以上留まれないようにするルールや、勝っているチームがいつまでも攻めずに時間稼ぎをすることを制限する一定時間内でのシュートといったルールが、後々に定められています。

ルールがない隙間をついたプレーもあったのだと思います。

その度にルールを工夫しつつエキサイティングな部分を残し、まさに絶妙なルールに進化を遂げたのでしょう。

そして今でもルールは更新され続けています。

「12月21日はバスケットボールの日!」の提唱者は誰?

バスケットボールは人為的に作られたスポーツで、世界中でプレーされるあらゆるスポーツの中でも発祥日がはっきりしている珍しいスポーツです。

この発祥日に注目したのが、月刊バスケットボールの初代編集長の島本和彦氏などバスケットボールを愛する有志らで、「世界に先駆けてバスケットボールの誕生日を祝おう!」という事で「12月21日はバスケットボールの日!」と制定したのです。

2011年(平成23年)には『「12月21日はバスケットボールの日!」委員会』のサイト運営もスタートされバスケットボールの普及発展を目的として活動をされています。

そう、「12月21日はバスケットボールの日!」は日本が独自に定め、日本から世界に発信している記念日なのです。

初めて試合が開催された日を誕生日として祝おうという発想がとても素敵ですよね!

「12月21日はバスケットボールの日!」を楽しもう!

2022年は、「12月21日はバスケットボールの日!」委員会が主催で『Basketball Birthday Classic 2022』を12月21日(水) 狛江市民体育館で開催を予定されています。

毎年イベントを開催も2020年からコロナの影響で中止されていたそうでファンには待望のイベントでしょう。

バスケットボールのチームやサークルなどを運営している方も、プチイベントを企画してみてはいかがでしょうか!

例えばバスケットボール開催時の集合写真で、12月21日をお祝いするメッセージカードなどを一緒に撮影するだけでも思い出に残ることでしょう。

身近な人や日頃のチームメイトとバスケットボールをより楽しむイベントとしつつ、バスケットボールの歴史に興味をもってもらうきっかけになればと思います!

「12月21日はバスケットボールの日!」委員会 http://bb1221.com/

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この記事を書いた人

yahikoのアバター yahiko 40代のんびりバスケライフ探求者

バスケ歴20年の40代サラリーマン。
できるだけ長くバスケを続けられるように健康維持もかね日々精進中です。
社会人バスケ初心者の方と触れ合う機会があり、それを通じて学んだ練習のコツや注意点をシェアしたいと思いブログを綴っています。
特別に何か社会的な活動をしているわけでも指導者でもありませんし、バスケの強豪校にいたなど輝かしい経歴もありません。
サラリーマンをしながらバスケライフを探求する、一般的なバスケ好きです。
そんな目線から、皆さんのスポーツライフに何かお役にたったり、気づきに繋がることをお伝えできればと思っています。
ツイッターも技術や理論などのつぶやきではなく、皆さんと同じようにバスケの練習に通って感じたことなどをつぶやいています。
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