バスケットボール女子の全日本選手権(皇后杯)決勝が15日、東京・代々木第二体育館で行われ、富士通レッドウェーブが65-55でアイシンウィングスを下し、17大会ぶり4度目の優勝を果たしました。
富士通 65-55 アイシン
1st 15-18
2nd 14-20
3rd 14-9
4th 22-8
試合ハイライト
・序盤の展開:前半はアイシンがリード。渡嘉敷来夢が圧倒的な存在感で15得点を挙げ、アイシンが38-29で折り返し。
・逆転劇:第3Q以降、富士通がリバウンドとフリースローで追い上げ、第4Q残り3分で江良萌香が3ポイントを決め逆転。
・勝利の鍵:キャプテン宮澤夕貴が21得点11リバウンドで攻守の要として活躍。
富士通、圧巻の逆転劇
宮澤とテミトペが奮闘
富士通は苦しい立ち上がりでしたが、第3Qから流れを変えました。ジョシュア・テミトペがリバウンドで奮闘し、攻守の切り替えを速めたことでリズムをつかみます。そして、第4Q残り3分に江良が試合初のリードを奪う3ポイントシュートを成功させると、宮澤と内尾聡菜の連続得点で試合を決定づけました。
キャプテンの宮澤は、「前半は渡嘉敷選手のマークに苦労したが、後半はチームとして修正できた」と振り返り、大会MVPを受賞しました。
アイシン、渡嘉敷の奮闘も届かず
一方のアイシンは、渡嘉敷が21得点10リバウンドと奮闘。野口さくらも3ポイントで活躍を見せましたが、第4Q終盤に富士通のディフェンスに押され、得点が伸び悩みました。渡嘉敷は「悔しい気持ちは強いが、チームの成長を感じる大会だった」とコメント。
富士通、Wリーグに弾みを
富士通は今季Wリーグで首位を走る中、皇后杯制覇というタイトルを獲得。宮澤は「この優勝がチームの自信となり、リーグ後半戦に弾みをつけたい」と意気込みを語りました。アイシンもリーグ戦での巻き返しに期待がかかります。
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