先日行われたプロ野球ドラフト会議。私が取材を担当した広島2位指名の二刀流・内田湘大選手（群馬・利根商業）。せっかくなので、その際に紙面の都合等で漏れてしまった一問一答を紹介したい。
ー指名されて率直な気持ち
内田：一安心しているのと、これまで支えてくれた家族や監督にやっと恩返しができた。夢が一つ叶ったが、ここからがスタートなので気を引き締めていきたい。
ー2位指名について
内田：こんなに早い上位で呼んでもらえて素直に嬉しい気持ちでいっぱい
ー広島の印象
内田：地域に愛されていて活気のある良いチーム
ー新井新監督の印象
内田：元気があって笑顔が素敵な印象
ー二刀流に関してプロでは？
内田：自分的には二刀流で勝負したいという所があるが、球団に入ってからこっちでお願いと言われたら割り切ってしっかりと頑張っていきたい
ープロで対戦したい投手、野手は？
内田：ピッチャーとしては柳田選手と、打者としては千賀投手と対戦したい
ー親御さんへ一言
内田：これまで支えてくれてありがとうございます。これからはもっと遠いところに行きますが、これまでの経験を活かして自立してもっと上のレベルで活躍したいと思います。
ーどんな選手になりたい？
内田：野球の前に人間として周りからも信頼されるような人間になって、人間的にも技術もしっかりして日本を代表するような選手になりたい
ー長野県から利根商業に来て高校で伸びた部分は？
内田：技術ももちろんだが、人間的な面や身体的な面で成長できたかなと思います。
ー自分のセールスポイント
野球が大好きな所。元気を出す所が強み
ー高校入学時の身長体重は？どうやって大きくした？
内田：175cm78kg。体を鍛えるということで食生活を大切にして、寮のご飯をバランス良く提供してもらっているのでまずは残さず食べる。プラスアルファで夜食を食べたりして大きくしました。
ー鈴木誠也選手どこを目標にしている？
内田：全部です。野球をやっている時は真剣な眼差しでオフになるとバラエティー感がある。野球以外でも注目されていてすごく良い選手だなあと。
ー強い返球の意図について
内田：一つアウトを取ってピッチャーがホッとする所でまだ試合は終わってないよと。気を緩めることなく引き締めて言って欲しいなと。ピッチャーの状態もあるので、褒めたり、強い言葉で言ってみたりとそういう気持ちで返してました。
ー双子の兄である耀晴について
内田：小中ずっと兄の背中を追ってきて良いライバルというか、頼り甲斐のある兄で、これから初めて別の道を歩むことになるが、これからは一人で頑張っていきたい。
ーチームメイトに関しては
内田：ここまで自分を成長してこれたのも周りの仲間が支えてくれたり切磋琢磨したり彼らのおかげなので仲間にはありがとうと感謝を伝えたい。
ー福田監督が内田選手に対し、投手と打者両方をやらせる上で意識していたことは？
福田監督：打つ方も投げる方も才能があった。利根商業の野球のレベルを考えても、僕から見てこの子にはピッチャーもバッターも両方活躍してもらいたいと内田が1年の時から考えていたんですが、本人の努力もあり成長し最後ようやく投げる方も打つ方も思い切って起用できる選手になりました。こういう選手と野球ができて感謝している。
ー校長の内田選手に対する印象
加邉校長：4番打者でよく声を出しているファースト。ボール回しのピッチャーへの返球で非常に強い返球をする。まるで叱咤激励をするように。言葉だけでなく行動で示すこともできる。明るく前向きな姿勢で取り組める。
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