【世界陸上】女子100mハードル元日本記録保持者の寺田明日香選手が登壇!「応援が選手の活力に。」前夜祭に期待を込める

2025年6月5日(木)、東京で開催される「東京2025世界陸上」までいよいよ100日を切る中、大会開幕前日に実施される前夜祭イベント「RUNS : INTO KK」のメディア発表会が、麻布台ヒルズ ヒルズハウスにて開催された。
「RUNS : INTO KK」イベントの会場となるのは、2025年4月にその役目を終えた東京高速道路「KK線」。都市の中心に位置するこの特別な空間で、“高速道路を走る”という非日常の体験を提供する本イベントでは、ランナー、観客、そして都市が一体となり、“応援がつながる一日”を創出し、1マイルレース、最大200チームによるハーフマラソンリレー、さらにはギネス世界記録TMへの挑戦など、多彩なランニングプログラムが予定されている。

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寺田明日香選手「応援が選手の活力になる」前夜祭イベントに期待を込める

メディア発表会には、「RUNS : INTO KK」のオフィシャルサポーターである志村美希さん、陣在ほのかさん、藤村美杏さん、三津家貴也さん、よしきさんの5名が登壇。ランニングインフルエンサーとして活躍する彼らから、イベントの見どころや楽しみにしているコンテンツが紹介された。後半には、女子100mハードル元日本記録保持者の寺田明日香選手もゲストとして登場。寺田選手は、23歳で陸上競技を引退後、結婚・出産を経て、7人制ラグビーに転向。その後、再び陸上競技に復帰し、東京オリンピックでは女子100mハードルで日本人として21年ぶりに準決勝進出を果たしてきた。

寺田選手は、世界陸上などでの「応援の力」について聞かれると、「選手紹介のときに大きな拍手をいただいたり、『寺田さん頑張って!』という声をかけてもらえると、本当に力が湧いてくるんです。日々、たくさんの方々からいただく応援が、私の活力になっています。また、入場の時点からすでに勝負は始まっていると感じていて、誰よりも大きな拍手をもらえると『絶対に勝ってやる』という気持ちになれるんです。だからこそ、皆さんにはぜひ、たくさん応援してほしいと思っています。」応援してくれるファンや、日々支えてくれる周囲の人々への感謝の気持ちを、あたたかく語った。

寺田選手が語る、前夜祭イベントの意義とは___?

また、今回の前夜祭イベントについては、次のようにコメントした。「前夜祭イベントがあると聞いて、すごく嬉しいです!世界陸上が盛り上がるためには、選手達がいいパフォーマンスを見せて、そのすごさを多くの方に届けることが何より大切。でも、それに加えてこうしたイベントがあることで、陸上競技全体がもっと盛り上がって、『あ、この競技、楽しいかも!』『やってみたいな』と思ってもらえるきっかけになると思います。普段あまり運動をしない方にとっても、こうしたイベントを通じて陸上の世界に触れてもらえることは、本当に大きな意味があると思います。」と、前夜祭イベントの意義について語った。

東京高速道路「KK線」は、千代田区・中央区・港区の境界に位置する全長2kmの自動車専用道路で、今回のイベント開催にあたり、中央区在住の寺田選手は次のように語る。「世界陸上をきっかけに自分たちの住む街が変わっていくことがすごく嬉しいです。KK線が盛り上がることによっていろんな人が繋がる場所になり、娘が友だちと一緒に歩ける場所になったらいいなと思います。」

発表会の最後には、KK線に合わせてKKを頭文字にして〈(K)感謝を(K)かたちに!〉と世界陸上の抱負をフリップで掲げ、「今年、アスリートから第一線を退く発表をしました。世界陸上を通して世界中の方々へ、走って感謝を伝えたいと思います!」と力強いメッセージを示した。世界陸上に向けた想いを真剣な表情で語り、会を締めくくった。

イベント概要

▪️イベント名:RUNS:INTOKK
▪️開催日:2025年9月12日(金)17:00~21:30(予定)
▪️場所:東京高速道路「KK線」
▪️主催:東京都
▪️共催:東京2025世界陸上財団、東京マラソン財団
▪️公式サイト:https://runsintokk.com/
▪️エントリー期間(バーチャルラン):2025年6月5日(木)~6月26日(木)

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