【相原ユタカ】ボクの愛した裏サッカー⑥ ~アフリカ人のチームプレー~

前回のお話はこちらから

【相原ユタカ】ボクの愛した裏サッカー⑤ ~団地の庭のプロサッカー~

だいぶ少なくなったとはいえ、まだ町に野良犬が溢れているボクが住んでるタイ。

そしてボクが住むシラチャって町にある人工芝のサッカーコートには野良犬みたいな飼われてる犬がそこそこ。嚙まないからって言うけど保証はないし、噛まれたら痛いだけじゃなくって、病気も怖いから父兄さんたちは警戒信号です。

そんな時、ふと思い出したんですよね。

嗚呼、バングラデシュだったら紛れ込んでくるのが牛だったなぁ。。。

なんてお話を書こうとして、更にふと思い出したんでそっちに切り替えます。

ボクが愛したアフリカの国、ウガンダ。

この国にも牛が溢れてます。牛だけじゃなく街中にはコウノトリなんかも舞い降ります。コウノトリは置いときまして、問題はその牛。アンコレ牛って言ってビビるくらいの角があるんですよ。そんな牛が練習場(広場)に紛れ込んでくるんです。

温厚な牛ですが、怖いったらありゃしない。

で、思い出したのはここからです。

いつも通り練習してるとなにやら周りが騒がしい。どうやら日常茶飯事のアンコレ牛の到来じゃないようです。そんなもんじゃ騒ぎませんから。

なんと・・・

酔っぱらってるのか精神的な問題なのか、オッサンがでっかい刃物振り回して乱入してきたんですよ。そりゃ、騒ぎになりますよね。

すると、チームメイトの一人がオッサンの前に立ち塞がったんです。なんか挑発してるんですよ。その挑発してるチームメイトにオッサンが集中してる隙に、もう一人のチームメイトが後ろからジャンプキック。よろめいて倒れたオッサンをみんなでボッコボコですよ。見てるボクが引くくらいボッコボコ。

チーム戦術が苦手と言われるアフリカ人。

ここには立派な組織プレーがありました。

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この記事を書いた人

相原 ユタカのアバター 相原 ユタカ タイプロフットサルクラブ オーナー兼選手

2003年タイでプロキャリアをスタート。日本で一番面白いサッカー人を目指し、サッカーで痛い目に合うためその後バングラデシュとウガンダリーグでプレー。その後2009年からタイのシラチャにて日本人向けサッカースクール、ユタカフットボールアカデミー設立。自身も左手に障がいを持っているため同じような子供たちに夢を与えるため2011年からタイのろう学校でサッカーを指導。2019年からは恐らく世界初となる障がい者が活躍するプロフットサルクラブを設立。現在タイのプロフットサル2部リーグにてオーナー兼選手として奮闘中。

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