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【相原ユタカ】ボクの愛した裏サッカー⑤ ~団地の庭のプロサッカー~
だいぶ少なくなったとはいえ、まだ町に野良犬が溢れているボクが住んでるタイ。
そしてボクが住むシラチャって町にある人工芝のサッカーコートには野良犬みたいな飼われてる犬がそこそこ。嚙まないからって言うけど保証はないし、噛まれたら痛いだけじゃなくって、病気も怖いから父兄さんたちは警戒信号です。
そんな時、ふと思い出したんですよね。
嗚呼、バングラデシュだったら紛れ込んでくるのが牛だったなぁ。。。
なんてお話を書こうとして、更にふと思い出したんでそっちに切り替えます。
ボクが愛したアフリカの国、ウガンダ。
この国にも牛が溢れてます。牛だけじゃなく街中にはコウノトリなんかも舞い降ります。コウノトリは置いときまして、問題はその牛。アンコレ牛って言ってビビるくらいの角があるんですよ。そんな牛が練習場(広場)に紛れ込んでくるんです。
温厚な牛ですが、怖いったらありゃしない。
で、思い出したのはここからです。
いつも通り練習してるとなにやら周りが騒がしい。どうやら日常茶飯事のアンコレ牛の到来じゃないようです。そんなもんじゃ騒ぎませんから。
なんと・・・
酔っぱらってるのか精神的な問題なのか、オッサンがでっかい刃物振り回して乱入してきたんですよ。そりゃ、騒ぎになりますよね。
すると、チームメイトの一人がオッサンの前に立ち塞がったんです。なんか挑発してるんですよ。その挑発してるチームメイトにオッサンが集中してる隙に、もう一人のチームメイトが後ろからジャンプキック。よろめいて倒れたオッサンをみんなでボッコボコですよ。見てるボクが引くくらいボッコボコ。
チーム戦術が苦手と言われるアフリカ人。
ここには立派な組織プレーがありました。
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