記事のポイント
・横浜FMが上海海港に4-1で快勝し、2戦合計5-1で準々決勝進出
・アンデルソン・ロペスが2得点で今大会通算9得点目を記録し、得点ランキング単独首位に浮上
・MFジャン・クルードが3ゴールに関与する活躍でチームの勝利に貢献
・次戦はサウジアラビアで開催されるファイナルステージで、西地区勢との対戦が決定
横浜FM、2戦合計5-1の圧勝で8強入り
横浜F・マリノスは11日、アジア・チャンピオンズリーグエリート（ACLE）決勝トーナメント1回戦第2戦で上海海港（中国）と対戦し、4-1で勝利。2戦合計5-1で堂々のベスト8進出を果たした。日本勢として最初に準々決勝行きを決めた。
第1戦を1-0で制して迎えたこの一戦では、前半2分にFW遠野大弥の移籍後初ゴールで先制。その後、MFジャン・クルードのスルーパスにFWアンデルソン・ロペスが反応し、技ありのループシュートで追加点を奪った。前半終了間際にはFWヤン・マテウスが3点目を挙げ、試合を優勢に進めた。
A・ロペスが2発！得点王争いでC・ロナウド超え
後半にはA・ロペスがCKのこぼれ球を押し込み、今大会9得点目をマーク。これにより、FWクリスティアーノ・ロナウド（アルナスル）、FWサレム・アルダウサリ（アルヒラル）らを抜いて単独首位に立った。ロペスは試合後、「得点王は嬉しいが、チームの勝利が何より重要」と語り、勝利への強い意欲を示した。
ジャン・クルードが圧巻の3点関与
21歳のMFジャン・クルードもこの試合で存在感を示した。前半29分には持ち上がりからA・ロペスのゴールをアシスト。前半終了間際にはヤン・マテウスの得点を演出し、後半には強烈なミドルシュートがこぼれ球につながるなど、3ゴールに絡む活躍を見せた。ジャンは「期待を上回る活躍ができれば嬉しい」とさらなる飛躍を誓った。
次戦は“西地区最強”との激突に
横浜FMが進出する準々決勝は、4月下旬から5月上旬にかけてサウジアラビアで開催される。対戦相手は西地区勢のいずれかに決定しており、C・ロナウド擁するアルナスルとの対戦の可能性もある。横浜FMのロペスは「得点を決めなければ勝てない。勝利に貢献できるようにゴールを狙う」と意気込みを語った。
まとめ
横浜F・マリノスは、A・ロペスの2得点を含む4得点の快勝でベスト8進出を果たした。次戦ではサウジアラビア開催のファイナルステージで、西地区の強豪との対戦が待ち受ける。A・ロペスはACL得点王単独トップとなり、今後の活躍にも注目が集まる。
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