【WBC】大谷の登板にも影響?激震 プエルトリコ代表が保険問題で辞退検討!!


2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に、国際野球界に激震が走っている。優勝候補と目されてきたプエルトリコ代表が、主力選手の相次ぐ出場断念を理由に大会出場そのものを辞退する可能性を明らかにしたのだ。原因はMLBが定める保険契約制度。選手のケガ歴や年齢を理由に保険契約が結べず、代表参加が認められないケースが続出している。この問題はプエルトリコにとどまらず、ベネズエラ、ドミニカ共和国、日本代表にも影響が及び、WBCの在り方そのものが問われている。


・プエルトリコ代表で主力8選手以上が保険契約不可
・野球連盟会長は「不公平」としてWBC辞退を検討
・中南米各国で同様の問題が続出
・大谷翔平の投手起用見送りも保険問題が影響か


目次

プエルトリコ代表に走った激震

主将リンドアら主力が次々と辞退

プエルトリコ野球連盟は1月31日(日本時間2月1日)、WBC代表チームの主力選手が相次いで保険契約の審査を通過できず、代表参加が不可能になっている現状を公表した。米メディアによると、出場できない選手は少なくとも8人に上り、フランシスコ・リンドア内野手(メッツ)、カルロス・コレア内野手(アストロズ)、ホセ・ベリオス投手(ブルージェイズ)らが含まれている。

とりわけ衝撃だったのが、主将就任が発表されていたリンドアの辞退だ。プエルトリコ代表の象徴的存在であり、過去2大会でもチームをけん引してきたスター選手の不参加は、戦力面だけでなく精神的支柱を失うことを意味する。


「公平でなければ戦わない」会長の強硬姿勢

大会撤退を示唆する異例の発言

この事態を受け、プエルトリコ野球連盟のホセ・キレス会長は記者会見で厳しい姿勢を示した。「我々のスター選手が出場できない状況で、プエルトリコだけがWBCに参加するのは不公平だ」。さらに「もし公平な条件でプレーできないのであれば、参戦しない」と述べ、大会撤退の検討を正式に認めた。

プエルトリコは1次ラウンドの開催国でもあり、13年、17年大会では準優勝、23年大会でも上位進出を果たしてきたWBC屈指の強豪国。その代表が辞退する可能性を示したことは、WBCの大会運営に直結する深刻な問題となっている。


WBCを揺るがす「保険制度」の実態

MLB40人枠選手に課される義務

WBCでは、MLB40人枠に登録されている選手が大会に出場する場合、保険契約を結ぶことが義務づけられている。大会期間中に負傷し、レギュラーシーズンを欠場した場合、欠場期間中の年俸を保険会社が補償する仕組みで、球団を守る目的がある。

保険料はWBCの主催者であるWBCIとMLBが負担するが、審査を行うのは保険会社だ。過去のケガ歴、直近シーズンでの手術歴、60日間の負傷者リスト入り、さらには年齢などが判断材料となる。


前回大会から一変した保険審査

重傷事例が審査厳格化の引き金に

2023年大会では、アストロズのアルテューベが死球で骨折し、ドジャースのエドウィン・ディアスが右膝蓋腱断裂という大ケガを負った。両選手の欠場期間中の年俸は保険会社が負担したが、これをきっかけに保険会社の審査が大幅に厳しくなったとされる。

今大会では、37歳以上の選手は保険契約が認められにくいという条件が加わったとも報じられ、ベネズエラ代表のミゲル・ロハス内野手(ドジャース)が年齢を理由に弾かれるなど、各国が頭を悩ませている。


中南米諸国から相次ぐ不満の声

「最も重要な国際大会」への訴え

中南米の野球連盟を統括するパンアメリカン野球連盟は、保険問題について救済を求める声明を発表。「WBCは野球に力を入れるすべての国にとって最も重要な国際大会」と強調し、ベストメンバーで戦えない現状がファンの感動を奪っていると訴えた。

声明では、MLB選手会に対して選手参加を可能にするための働きかけを求めると同時に、MLBに対しても保険会社へ公平な審査を要求している。


大谷翔平にも影響する保険問題

投手専念見送りの背景

この問題は日本代表にも波及している。ドジャースの大谷翔平がWBCで投手として出場しない可能性について、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は保険問題が影響していると報道した。

大谷は2023年に2度目の右肘手術を受け、投手としての復帰は昨年6月。保険契約査定に詳しい関係者は「投げることに関しては保険契約できない可能性が高い」と語っており、打者専念という判断の背景に、プエルトリコと同じ構造的問題があることが浮かび上がる。


プエルトリコに見え始めた光明

一部選手で参加容認の動き

MLBと選手会が保険会社に審査見直しを求めた結果、当初は出場不可とされていた投手の一部に、参加が認められる動きも出てきた。プエルトリコ野球連盟も、独自に別の保険契約を模索するなど解決策を探っている。

ただし、主将リンドアやコレアといった中心選手の状況は依然として不透明で、代表チーム全体としての判断が注目されている。


まとめ

WBCを巡る保険問題は、単なる制度上の課題にとどまらず、大会の公平性、価値、そして国際大会としての意義を揺るがしている。プエルトリコ代表の辞退が現実となれば、その影響は計り知れない。スター選手が国を背負って戦う舞台を守るためにも、制度の見直しが急務となっている。

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