11月15・16日に東京ドームで開催される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」に向け、侍ジャパンの出場選手28名が発表された。来春に控えるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場選手選考を兼ねたこの試合には、国内トップクラスの実力者が名を連ねた。注目の井端弘和監督は「競争が第一」と語り、WBC本戦に向けた実力査定の場として位置付けている。
・侍ジャパン28選手が正式発表、国内トップ選手が集結
・阪神・佐藤輝明、ヤクルト・村上宗隆は招集見送り
・11月15日、16日に東京ドームで韓国代表と強化試合
・WBC選考に向け「二遊間と外野」が注目ポイント
・合宿は11月6日~12日、宮崎で実施予定
国内選抜の精鋭が集結
注目の28人、WBC組も選出
2023年のWBCで世界一に輝いた実績を持つ選手たちを含む28名が侍ジャパンに選出された。内野手では岡本和真(巨人)、牧秀悟(DeNA)、牧原大成(ソフトバンク)が選出。投手陣には大勢(巨人)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)らが名を連ねた。捕手では中村悠平(ヤクルト)が最年長としてチームを支える。
また、今季防御率0.87、NPB記録の18試合連続ホールドを記録した及川雅貴(阪神)や、最多セーブの平良海馬(西武)、好調の若手投手・金丸夢斗(中日)らも初選出され、実績と勢いの融合したメンバー構成となった。
佐藤輝、村上ら選外の理由は?
セ・リーグで本塁打王・打点王の2冠に輝いた阪神・佐藤輝明や、MLB移籍が噂されるヤクルト・村上宗隆はメンバー外となった。NPB強化委員長・中村勝彦氏は「CS、日本シリーズも含めたコンディション面への配慮があり、選出を見送った選手もいる」と説明。今後のWBC本戦選出に含みを持たせたかたちだ。
強化合宿と試合日程
宮崎合宿と練習試合を実施
代表メンバーは11月6日~12日に宮崎市内で強化合宿を実施する。期間中の10日には広島との練習試合も予定されており、実戦を通してメンバーの状態や適性を見極める機会となる。
練習場所は「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」で、WBC仕様のルール(ピッチクロックなど)も想定したメニューが組まれる予定。14日には東京ドームでの公式練習を経て、15日・16日に韓国代表との強化試合に臨む。
WBC本戦に向けた「競争」の場
井端監督が語る「見極めポイント」
井端監督は会見で「特に二遊間と外野の1ポジションを見極めたい」と語った。メジャー選手の多くが外野を占める中で、国内組がどこまでアピールできるかがカギを握る。また、小園海斗(広島)のように、複数ポジションでの起用が可能な選手は重宝される見込みだ。
さらに、捕手陣の層の厚さも注目。若月健矢(オリックス)や岸田行倫(巨人)らが、中村悠平からどれだけ吸収できるかもポイントとなる。
まとめ
WBC本戦を見据えた侍ジャパンの選出メンバー28人が発表され、11月15・16日に韓国代表との重要な強化試合に挑む。若手と経験者の融合により、WBCで世界一を再び狙う布陣が整いつつある。井端監督の掲げる「競争」を勝ち抜く選手は誰か——11月の東京ドーム決戦に注目だ。
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