とても残念なニュースがSNSで話題になっている。
引用元:東京スポーツ
「あぁああああああい!!」でお馴染みの白井一行審判が、佐々木朗希投手の態度を注意したというものだ。
故野村克也監督が言葉にしていた「野球人たる前に社会人であれ」を意識した「警告」なのか、そうでないかは定かでは無いが…。ネットでは白井審判に非難が集まっている。
今回の件で白井球審を一方的に非難できない理由
アウトローのストライクゾーンと思われるボールを「ストライク」と判定しなかったことに、佐々木朗希選手が不服そうな態度を取ったということころだ。
この映像に関して3点気になることがある。
・佐々木朗希選手の表情が映像では見えない
・佐々木朗希選手はこの場面以外でも、苦笑いや不服そうな表情を繰り返していた
・白井球審はこれまで佐々木選手だけでなく、レアード選手のカウント(1−2後の4球目)、松川選手(カウント1-2後の4球目)にも限りなくストライクに見えるゾーンは「ボール」とジャッジしていた
もちろん、審判が1プロの選手に対して苦言を呈するのは行き過ぎていると感じるが、白井氏の正義もある。
佐々木朗希選手が判定に納得のいかないことも理解できる。
この場面だけを「切り取り」し、白井氏を一方的に非難する論調にやや違和感を感じた。
このあたり論争は各野球解説者さんの「喝」や「あっぱれ」の言葉を待とう。
審判は本当に不要なのか
ネットやSNSの書き込みで気になることが、「審判不要論の出現」だ。
確かに実際にメジャーではAI審判の導入が検討されている。
確かに、ストライクやボールの判定で誤審が無くなり、リプレイ検証も無くスムーズな進行が可能になるだろう。
しかし、AI審判が導入されると、人間の審判しかできない行為も無くなってしまうことが考えられる。
白井審判の「あああああい」や、敷田審判の「卍」も見られなくなるのだ。
それだけではない。
アマチュアにはこんな素晴らしいマインドの審判もいる。
アマチュア野球では名物審判として知られる山口智久審判だ。
審判が公平・中立な立場から声をかけて盛り上げるというものだ。
このような人でしかできないゲーム進行がAIに変わることで無機質なものになってしまうだろう。
これで本当に良いのだろうか。
今回の件で色々な論調があるが、佐々木投手が各審判のストライクゾーンを理解し、「あああああい!」を連発する投球を期待したい。
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