【プロ野球】中日ドラゴンズ 中田翔、現役引退へ―18年間貫いた“中田翔らしさ”に幕

・中日・中田翔が今季限りで現役引退を表明
・通算1783試合出場、309本塁打、1087打点
・「野球を嫌いになりかけた」中、決断に至る
・18年間で3球団に所属、3度の打点王を獲得
・記者会見で「悔いは中日に貢献できなかったこと」と吐露


目次

名スラッガー、現役引退を決断

中日ドラゴンズの中田翔選手(36)が、2025年シーズン限りで現役を引退することを発表した。通算309本塁打を誇る球界屈指の右のスラッガーは、8月15日にバンテリンドーム ナゴヤで記者会見を開き、腰痛により「満足のいくスイングができない」との理由からユニフォームを脱ぐ決断を明かした。会見では「これ以上チームに迷惑をかけられない」と語り、涙ながらに18年間の現役生活を締めくくった。


日本ハムでの輝きと3度の打点王

高卒1年目から注目の的

2007年の高校生ドラフトで日本ハムから1巡目指名を受け、鳴り物入りでプロ入り。大阪桐蔭高時代には高校通算87本塁打を記録し、その豪快な打撃は入団当初から注目を集めた。プロ3年目に放った初本塁打を皮切りに、4年目の2011年にはチームの4番に定着。以降、2014年、2016年、2020年には打点王に輝き、2016年の日本一にも大きく貢献した。

恩師・栗山監督との信頼関係

監督として中田を長年指導した栗山英樹氏は「翔と俺の付き合いはこれからの方が長い」と語り、引退を惜しんだ。かつてはダルビッシュ有からの「準備に汗をかけ」という言葉に奮い立ち、地道な努力を重ねてプロの頂点に立った中田の野球人生は、師弟の絆に支えられた側面も大きい。


巨人・中日で見せた“中田翔らしさ”

巨人で感じたプレッシャー

2021年には日本ハムから巨人へ無償トレードで移籍。厳しい勝負の世界に身を置きながらも「中田翔は中田翔らしく」という信念を貫いた。ベテランとして若手に対する積極的な声かけや、グラウンド外でのリーダーシップも評価されていた。

中日での最後の挑戦

2023年オフに中日入りすると、開幕スタメンで2試合連続本塁打を放つなど存在感を示したが、腰痛に悩まされて成績は低迷。今季はわずか25試合出場にとどまり、打率.161、2本塁打、4打点という厳しい数字に終わった。引退の理由を問われると「しがみついてまでやりたくなかった」と語り、潔い決断をにじませた。


野球は「宝物」 家族との絆と感謝

引退を伝えた家族の反応

引退を決めた約1カ月前、中田は母親と家族に決意を伝えた。会見では「野球を通じて人生を全うできた」と語り、家族に支えられた18年間の感謝を口にした。長男から「パパはサッカー選手になるの?」と聞かれたエピソードには、苦笑まじりの優しさがあふれた。

中田翔を語る言葉の数々

坂本勇人、田中将大、浅村栄斗ら、同世代や後輩からは「世代の顔」「大先輩」「心から誇り」と称賛の声が相次いだ。球界内外から慕われた中田翔は、記録だけでなく“記憶にも残る男”だった。


まとめ

プロ18年、3球団でプレーし309本塁打を記録した中田翔選手が、自身の信念を貫き、ついにバットを置く。勝負強さと豪快なスイング、そして飾らない人間味で、多くのファンや選手に影響を与えてきた。記録に残るだけでなく、記憶に深く刻まれたその姿は、これからも語り継がれていくだろう。

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