記事のポイント
・水戸がサガン鳥栖を1-0で破り7連勝
・クラブ新記録で11戦無敗、勝ち点38に
・千葉、大宮が引き分け、水戸は2位ターン確定
・FW久保征一郎が決勝弾、家族への思いをゴールに
・スタンドには4,000人超のサポーターが熱狂
水戸、強豪鳥栖撃破で7連勝
84分の久保弾が決勝点
J2第19節、水戸ホーリーホックは6月14日、ケーズデンキスタジアムでサガン鳥栖と対戦。前半はスコアレスで折り返すも、後半39分(84分)に均衡を破った。途中出場の奥田晃也が右サイドを突破し、前田椋介の折り返しを櫻井辰徳が絡みながらこぼしたボールを、同じく途中出場のFW久保征一郎が見事にループ気味の右足シュートでネットに沈めた。
久保にとっては今季2ゴール目で、愛媛戦以来の得点。試合後には「裏情報なんですけど…」と笑いながら、地元鹿児島から車で駆け付けた家族への思いが込もった一発だったことを明かし、感謝を口にした。
暫定首位から2位ターンへ
上位陣の結果を受け順位確定
この勝利で水戸はクラブ記録を更新する7連勝。11戦無敗(9勝2分)と勢いは止まらず、勝ち点は38に到達した。15日の試合で、首位千葉は徳島と3-3のドロー、大宮は長崎と3-3の引き分けに終わり、水戸は得失点差で千葉に及ばず2位に位置。前半戦を2位で折り返すこととなった。
2000年からJ2に参戦して以降、J1昇格経験がない水戸にとっては歴史的な躍進。過去最高順位の更新はもちろん、J1昇格への期待が高まっている。
サポーターも昇格に熱視線
「クラブの本気を感じる」
当日スタジアムには4,238人のサポーターが詰めかけ、久保の決勝点にスタンドは総立ち。観戦歴10年以上という茨城県内の男性ファンは「期待以上の成績で、毎試合ごとに来場者の熱気も増している」と語る。
また別のサポーターは「このままの勢いで後半戦も戦ってほしい。J1昇格を心から願っている」と、悲願の昇格に向けた強い期待を口にした。
ホーム全試合を観戦しているという70代男性は、「クラブの本気度を感じる。後半もこの雰囲気を維持してほしい」と熱弁。26年目の今季、サポーターの思いも水戸と共に頂点を目指している。
まとめ
水戸ホーリーホックは、今節も圧巻の内容でサガン鳥栖を撃破。7連勝でクラブ新記録を更新し、シーズン前半を2位で折り返した。J1昇格をかけた戦いは後半戦へ突入。サポーターの後押しを受けながら、水戸の“26年目の挑戦”はまだまだ続く。
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